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隣家の女
【熟女/人妻 官能小説】

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隣家の女-2

激しい音。噛み縛った歯の隙間から零れでる焦燥の吐息。
それで果てることは珠代にはない。あくまでも男根を受け入れて、子宮の内側を激しく摩擦する、その行為の以外に珠代の昇天はない。それでもそれは、珠代を 激しく興奮させ、酩酊させる。
霰れもなく乱れた年増の性器を指先で甘く詰り、手で受けた肉棒の先端を割れ目の縁へそっと宛てがう。媚びた表情。焦燥に惑う視線が、熱い物を突き付けられた結合部に注がれる。ふっくらと厚い唾液に塗れた下唇を、阿呆のように開いて待ち、挿入の際の熱情に構える。

愛液にまみれた唇で、その唇を塞いでやる。自ら舌を差し出し応じる、汚らわしい獣のような接吻。夫には見せないであろう劣情。そいつを交わしながら、荒々しい迄に硬化したペニスがゆっくりと、爛れた女の芯を引き裂き、ザラついた抵抗を割りながら徐々に奥へと滑り込んでいく。
ああ、ああ、、、眉根を潜め、ひび割れた爪先をピンと起てて仰け反らせ、生々しい感触 に慄く珠代。回転数を上げて吐き出される焦燥の吐息が、熱く裸の胸に当たる。零れ落ちてしまいそうな痛々しい表情は、彼女の性生活の乾きを如実に物語っている。内奥へと誘うように、首を捉えた筋張る腕が、力強く情夫を引き寄せた。

割り開かれた腋窩から、湿った女の匂いが来て私に動物的な衝動を起こさせる。内壁はすぐに女の潤滑油で満たされ、弛緩された肉によって円滑を増し始める。
ピストンが始まる。頼り無く揺らされる炬燵の足が、ギシギシと音を起てて軋む。加速する輪転、激しいばかりの衝動。結合部を見せ付け、自分にとって二つとない女の部分が、夫以外のペニスを受け入れ攪拌させている、その不貞の事実を知らしめてやる。首へ回した腕で支え、遣り場の ない激しい衝動を預けるようにして唇を求める珠代。貪るばかりの唾液にまみれ、その粘膜や歯、歯茎まで、すべてを撹拌して奪い合う。弾ける濃厚な接吻。沸き上がる悦楽にそれすらままならず、天井を仰ぎ、深い声を吐き零す。

明け放たれたままの部屋の敷き居。廊下の向こうで落ちた玄関の三和土に、赤いランドセルを背負った、女と良く似た黒目勝ちの幼女が立つ。女の娘。

女の零す深く低い哀しい喘ぎ声が、独りよがりに部屋を充足させていった。スパンの長い怒張をゆっくりと抜き、粘度の高い蜜を滴らせて、立ち上がり、立ち上がらせ、後ろを向かせ、天板の上へ手を着かせる。後ろに向けて深く腰を反らせ、尻を突き出させた。
私は珠代の括れた腰を両 手で支え、脚を僅かに屈めて、乱れ切った女の穴へ、再びゆっくりと挿入した。

ああ・・・

無人の中空に向け、深い喘ぎを零す珠代。華奢な背筋を滑らかにくねらせ、項垂れた頭部を緩慢な動作で持ち上げる。たっぷりとぬかるみ弛緩した女の性器を、私は深く、ゆっくりと貫く。
開帳した臀部の窪みに腹が触れる。汗にまみれた背中を、項垂れるようにそっと抱き竦め、垂れ落ちた乳房を掌に覆う。弄ぶ冷たい感触。一直線に走る背筋に口づけ、愛しさに沈む。鈍い痺れが舌を駆け、そこで果てる夢を振り払う。

身を起こし、再び、括れた腰に両手を添え、両足を畳にしっかりと踏みしめた。
ガタガタギシギシガタガタギシギシガタガタギシ ギシガタガタギシギシ
「あ、ぁあっ!駄目っ!駄目っ!」
床が、箪笥が、襖が、テレビが、部屋諸共が轟くようにして揺れる。素肌と素肌が間断なく衝突する乾いた激しい炸裂音、そいつが隣家に届く危惧すらなしにどこまでも拍車を掛けさせる。

玄関先の娘の視線が、犬の様になって喘ぎ狂う母親を見据える。幼くも強い真っ直ぐな視線。
母親の罪を知りながら、その責任のすべてを男に転嫁している、冷徹な眼差し。

娘を激しく叱責する声は、薄い壁を伝って聞こえて来ていた。
そこに憐憫はない。

もっと良く見ろ。これが、偉そうにお前を叱り付ける母親の本性だ。
玄関に立つ娘に向け、憎悪の剣を激しく突き立 てる。

残念だが、お前の母親の貞操は低い。

珠代は、激しく突き上げられる熱と愉悦、痛みに狂い、また別の虚妄の中を貪るようにして、薄闇に向け深く掠れた声を放った。
私は顔を玄関の方へと向けたまま、激しく腰を弾かせ、極彩色の泥濘の中へと熱い熱い白の滞りを射精した。


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