不妊外来へようこそ-6
「でも大丈夫だよ、僕が、潮吹きと同時にイケるカラダにしてあげる。」
先生は私にそう囁いて、眩しかったライトのスイッチを切った。
私は先生の手に促されるまま、寝台の端の方に膝立ちにさせられた。そして、カチャカチャと大きな足枷を私の太ももと、寝台の骨組みにつないだ。膝立ちの姿勢のまま、膝を閉じることもできず、私は不自由になった。
「先生…何するんですか?」
足枷がひんやり冷たくて鳥肌がたつ。何が始まるのか、怖くもあり、楽しみでもある。
「2分のタイムラグを、電気治療で縮めて行くね。」
先生は何やら、電気コードがつながった金属製の棒と、大袈裟なボタンのたくさんならんだ装置を用意し始めた。
金属製の棒の先は、丸くなっていて、ソレが女性の膣に入ることを考慮しての形状だとすぐに分かった。
先生は、手の平でその棒を温めると、
「怖くないからね――」
と言いながら、私の中にゆっくりと棒を押し込み、抜けないように固定した。
そして腕時計をストップウォッチモードに切り替えた。
それから、手元にあったリモコンで部屋の灯りを消した。
「なんで…」
「暗闇は、心と快楽の扉を開放してくれるんだ。…じゃあ、スイッチを入れるよ。」
パチッ、パチッといくつかのスイッチ音がして、暫くすると、私の中に入っているものが、細かく振動し始めた。
ヴヴヴヴヴ…
「ぁんっ…やだっ、怖い!!」
「大丈夫だよ、体を楽にして、素直に感じるんだ…」
先生は私をなだめるように、正面から優しく抱きしめてくれた。
くにゅっ…
その時、何かとても熱いものがクリトリスに当たるのを感じた。
暗闇の中には、先生の腕時計の液晶だけが浮かび上がる。
「やぁっ、なんか変…」
アソコ全体が、私の意思とは関係なく大きく波打つ。
じんわりと暖かくなってきて、次第に快感が強まっていく。
先生が私を抱きしめながら、少しゆらゆら動くたびに、クリが刺激される。
熱いものはきっと、先生の堅くなったペニス…
「んっ…ぁぁあっ…、また出ちゃぅっっ!!」
プシャァッ!
ピッ、っと先生が時計を操作する音が聞こえた。