データ分析-1
「江口起きろ〜」
呼ばれて目を覚ますと、天井の蛍光灯が眩しかった。
「あれ、私…あ、そっか、実験で…」
思い出しただけで頬が熱くなる。脱いだはずの制服は着せられていて、教官室のソファに寝かされていた。
「もう8時半だぞ。もう遅いから送る。」
先生はいつものように抑揚のないしゃべり方で呟いた。
私、本当に先生とヤったのかな?先生いつもと変わらなさすぎて不安になっちゃう。本当は全部夢だったとか…?
先生の車は、ブラックコーヒーと、ほのかにタバコの香りがした。さすがに男の人に送ってもらったことが親にバレるとマズいので、お家の手前で停めてもらった。
「今日は…送ってくれて、ありがとうございました。」
「明日の放課後、教官室に来い。」
「へっ?」
「実験のあとは、データを細かく分析する、授業でいつも言っているだろ。じゃぁ。」
そう私に言いつけて、先生は去って行った。
気づくと私はお風呂場の脱衣場にいた。夢じゃなかったんだ、私本当に先生と…嬉しさのあまり、ぽーっとしながらここにたどり着いた。
制服を脱ごうと目をやると、リボンの結び目がぐちゃぐちゃで、先生が必死に結んでるのを想像すると愛おしくなってくる。
「せんせ…ふふっ、」
下着を脱ぐと少しだけ血が着いていた。先生に抱かれた証拠を突きつけられているようで、恥ずかしいような、嬉しいような。
「ぁっ…」
先生に舐められたこと、掻き回されたこと、吸われながらイっちゃたこと思い出したら、アソコがキュンとした。
早く先生に会いたいよ…。