最高の玩具1-6
「お疲れさま…智花ちゃん」
俺は智花ちゃんの黒パンストをヒラヒラと振って迎えてやる。
「なっ!返して!」
俺が手にした黒パンストに気がついた智花ちゃん。
顔を真っ赤にして手を伸ばしてくる。
が…大人しく返すような俺じゃない。
「痴漢に汚されたパンストなんだろ」
カマをかけてみる。
「き…今日は…汚されていません」
必死に訴える智花ちゃん。
本当だろう。
ならば…。
「じゃあ…智花ちゃんの匂いだけか」
俺はそう言うと…智花ちゃんの目の前で丸めた黒パンストを自分の鼻に押しあてて見せる。
「やっ!やだっ!」
何とか黒パンストを取り返そうとする智花ちゃん。
だが俺はヒョイと智花ちゃんをかわすと。
「いやぁぁ…いい匂い、せっかくだから貰っていくね」
智花ちゃんを煽りながら丸めた黒パンストをズボンのポケットにしまう。
「か…返して…」
半べその智花ちゃん。
「じゃあ…明日の朝も駅で待ってるからね」
俺はそんな智花ちゃんを嘲笑うように更衣室を後にした。
もちろん…更衣室にはまだ仕掛けがある。
それを悟らせない為に早々に更衣室を後にしたのだった。
つづく