魅力 〜1〜-1
<では明日の10時に…>
『また会う約束してしまった…。』
援助交際にハマッていた高校時代。あれから2年…。興味とお金欲しさに昔よく開いた出会サイトの事を思い出した。
『久しぶりにやってみようかな…』
そんな事で出会ったこの男。38才、空港関係の仕事。妻子有り。
メールでの交渉も済み、ユリの一回の交わりには〈四万円〉という値段がついた。
…約束の今日。
白のセダンがゆっくりとユリに近付く。
いくら金を貰おうが、一応相手は気になる。ユリは久しぶりの出来事に胸をドキドキさせていた。
『ユリちゃんかな?』
窓が開き、低い声が聞こえた。
『はいっ。』
薄暗く視界の悪い車内に、はげた頭と白く曇った眼鏡、だぶついた肉が浮かび上がる…
『あぁ、気持悪い。』
ユリは車に乗り込む。
近くのホテルに入り、男はいそいそとシャワー室からでてきた。
『ユリも浴びてくる』
…『だめだ』
『だめだ』その男はそうひとこと言うとユリに襲いかかった。
『んん〜いい香りだ。こんないい女に当たるとは…』
ぼそっとつぶやきながら荒い息でパンツに鼻をこする。それをずらし、ユリの花びらの線に舌を這わせた。
『…んんんっ』
いくらおやじ相手でもユリの花達は正直に朝露をこぼす。
キスも胸への愛撫もなく、いきなり花びらを舐めあげられユリはなぜか興奮していた。
『おいしいなぁ〜、ユリちゃん…』
ジュルジュル… ホテルの冷たい室内に湿った音が響く…
『ん…いやぁ、ぁあぁ』
『どんどん溢れ出てくるぞ!アハハっ、気持ちいいかぁ!』
男は尖らせた舌を蕾に当て、円を描くように刺激してくる。
トロトロに溶けたユリの花びらは左右に開き、妖しく光っている。
スルスルと伸びて行く手は、形のいい2つの山へと向かった。薄いセーターをめくり、ホックをはずすとプルンと白い胸があらわになる。
『んっ、たまらんなぁ』
チュッパ…レロ…レロ
ピンク色の乳首に吸い付く。
『ひゃぁっ…ん〜』
ユリは何とも言えない快感が体のどこからか、沸き上がるのを抑えた。
男の分厚い唇が、首筋に、脇、へそを行ったり来たりしていた。
『ん…はぁっ…あん』
薄くはげた頭を左右に揺らしながら、夢中でユリの体中を舐める。
ゴツゴツとした太めの指をユリの花びらはとろけた蜜と共に迎え入れる。…グチュグチョ
ユリの膣内で小さなピストン運動が始まった…クチャクチャ…
『ハァ…んっんっぁ』
ユリは挿れてほしいとさえ願っていた。
〈私…こんなはげたオヤジに挿れて欲しいだなんて…〉
『ユリちゃんどうだ?欲しくなっただろ〜。コレが欲しいんだろ?挿れて欲しいんだろ?エッへッヘッへ…』
ユリは涙目で男を見つめるとコクッと頷いた。
『そうかそうかぁ!じゃあ…ヨイこらしょ』
少し乱れたバスローブから黒く反り立った物を出すとゆっくりと腰を沈める…
『んはぁ〜っ!あぁぁ』
まるで膣内の肉達が迎え入れたようにヒクヒクと波立った…
『おぉぉ〜スゴイぞ!くはぁっ…締め付ける…動くぞ、ホラ動くぞ』
男は、ピストン運動を始めた…そのリズムに合わせてグチュグチュとイヤラしい音が鳴り、2人をさらに興奮させてゆく…クチュグチュ…
『ぁっあっ…あっ…はぁっんん…あぁぁ〜』
ユリは自ら胸を揉みながら、快感の波に身を任せる…
『よぉ〜し、後ろを向け!猫みたいにケツを突き出してなっ!ハハ』
言われた通りに出すユリを見て、男はニヤリと薄気味悪い笑顔を浮かべる。
『おぁっ、丸見えじゃねぇ〜か!パックリ開いてそんなに俺のがいいかぁ!そうかぁ!』
ぐちゃ…ヌポッ…ズフズブ…さっきとは違う深く動物のような交わり…パンパンパンッ皮膚が当たる乾いた音が響きわたる。
『んぁっ…っお…奥にぃ…奥に来るのォ!!』
『やっと本性を出しやがったなぁ!このエロ猫がぁ!』
ピストンがどんどん速まってゆく…『あっ!っんっ!いいっ!んはぁっイク…もうイッちゃうよぉ』
『イクか?イクのかぁ?ほらっ、イケ!イケっ!!』
…ズン!っと速く深くうるんだ運動はピークを迎えていた。
『ぅぉっ!俺もイクぞ!ぅぅぉおお!』
どくどくとユリの膣内へと精液が注がれる…
『お金はいらないわ…』
ユリは金より魅力的な物を今、発見したのだった…