投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

男色
【同性愛♂ 官能小説】

男色の最初へ 男色 0 男色 2 男色の最後へ

未知の世界-1

「ん、んああ!」

気がついたらしゃぶられていた。朦朧とした意識のなかで、少しずつ記憶が蘇る。

「なっ! もしかしたら、啓介さん!」

僕は啓介さんに合コンに誘われ、不覚にも酔い潰れたのだ。頭の中がグルグルと回る。体が異常に重たい。記憶を辿ることさえ億劫になるほどだった。

少しずつ頭の中が晴れてくる。そうだ、タクシーに乗ったんだ。
そ、そこで・・・・
啓介さんに唇を奪われた・・・・

「目が覚めたか?」

啓介さんの声で現実に引き戻される。体を起こそうとしたが動けない。縛られていた。上半身はスーツの上からロープを掛けられ、そして下半身は・・
むき出しだった。しかも足を大きく開かれてロープで固定されていた。

「け、啓介さん! ど、どうして!」

「琢也が気に入ったからだよ。琢也も俺を嫌いじゃないだろ?」

嫌いなんかじゃない。嫌いどころか啓介さんは尊敬する先輩で、男性としても憧れていたのだ。しかし、男性同士の関係など想像してことさえなかった。

「啓介さん、僕はそんなつもりじゃ・・・・ ん、んあああ!」

啓介さんが、僕のものをしゃぶりあげる。声を出さずにいられないような、
たまらない感覚が突き上げる。何故か嫌な気がしなかった。

「っく・・・ ん・・・ んんん・・・・」

啓介さんが、ねっとりと舌を絡みつかせてくる。頭の中に再び雲が掛かりは
じめる。

「はああ!」

啓介さんの熱い息使いが聞こえてくる。僕にとって啓介さんだけは特別な存在だった。啓介さんが望むなら、それを叶えてあげたいと思うようになっていた。抵抗する気持ちが薄れると急激に快感の波が襲ってくる。

「んああ! 啓介さん・・・・ いい・・・・」

「琢也、やっとその気になったな? でも、気持ちいいのは、これからだぞ。」

啓介さんが、ねっとりと、本当にねっとりと僕のものを舐めあげる。それだけの行為が延々と続いていく。少しずつ感覚が研ぎ澄まされ、少しずつ興奮が増していく。そして、少しずつだが着実に物足りなさが増していく。

「んあ・・・ いい・・・ はああ・・・・ いい・・・ 
啓介さん・・・ 本当に・・・ もう・・・」

僕は、啓介さんのフェラチオに身を任せ、長い時間それに耐えていた。
そして、明け方、ついに耐え切れなくなってしまった。

「はああああ、お、お願い・・・イカせて・・・ 最後までイカせて!」

「琢也、イキたいのか? 男にしゃぶられてイキたいのか?」

「あああ、男じゃない・・・ 啓介さんだから・・・
お願い、啓介さん・・・ 僕を、僕をイカせて!
んあああああああああああ!」

啓介さんが僕のものを飲み込み激しくしゃぶりあげる。興奮しきった僕には、それで十分だった。


男色の最初へ 男色 0 男色 2 男色の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前