未知の世界-3
「この棒を琢也の尿道に入れて、会社に行くんだ。この棒には、たっぷりと媚薬を塗り込んである。その媚薬が効いて、入れている間はずっと勃起が続くんだ。たまらないぞ。俺も愛用しているんだ。一日それをしていると、夜には何発でも出来るようになる。」
驚いた。そんなものがあることさえ知らなかった。怖かった。しかし、興味のほうが勝っていた。僕は、ゆっくりと頷いた。
「んあ!」
尿道に異物が入ってくる。びくびくと体が震えだす。
「初めてなのか?」
「はい。」
「イキそうだろう?」
「は、はい。」
「でも、耐えろよ。耐えれば、もっと良くなる。」
「ん、んあ!・・・・はい。」
ずるずると異物が入り込んでくる。僕は、たまらず啓介さんの唇を貪った。
「あせるなって!こんな程度でイクなんてもったいないぞ。もっと、いい思いをさせてやるから今は我慢しろ。この棒は射精すると押し出されてしまうんだ、俺が良いと言うまで絶対に射精するんじゃないぞ!」
凄まじい快感が湧き上がる。しかも、その快感は射精を促すに十分過ぎるものだった。少しでも気を抜けば射精が始まってしまう。僕は、気持ちを反らせることに全神経を集中しなければならなかった。異物が更に奥まで入ってくる。体がガクガクと震えだす。やがて、その異物は尿道に没して見えなくなった。
「っく!」
啓介さんが裏スジを押さえるようにして、見えなくなった異物を更に奥へと
押し込んだ。
「入ったぞ。我慢しろよ!」
その後、啓介さんが自分の勃起にもそれを侵入していく。その時の啓介さんは、震いつきたくなるほどセクシーだった。
簡単に朝食を済ますと二人で部屋を出た。
「んああ! 啓介さん・・・ ま、待って・・・・・」
「なんだ? 歩けないのか?」
啓介さんに手を引かれて歩き出す。
「だ、だめ・・・ イキそう・・・・」
「だめだ!我慢しろ。」
歩くたびに勃起の中で異物がくにゅりくにゅりと動き回るのだ。それはあまりに甘美な快感だった。すぐにでも勃起を取り出してしこしこと扱き上げたい衝動に駆られる。啓介さんがふらつく僕を引き立てるようにして引っ張っていく。
一歩踏み出すごとに快感が湧き上がる。くにゅりくにゅりと異様な快感が湧き上がる。激しい目眩に襲われる。
「琢也、よだれ、垂れてる。」
「す、すみません。」
「目が完全に逝ってるぞ。」
「・・・・・・」
「しょうがない。射精だけはなんとか耐えろよ。」
言われなくても僕に出来るのはそれだけだった。駅に着き、満員電車に乗り込む。啓介さんに弄られる。たまらない気分に包まれる。啓介さんの濡れた唇が目の前だった。僕は、キスをしようとする自分を必死で抑えていた。