愛しのお菊ちゃん11-4
着物を…襦袢をゆっくりと押し広げると。
白い裸体を…胸と下腹部、二つの膨らみを包むピンク色の下着(この辺はご愛嬌)
“お気に入りなんだね…”
僕はそんなお菊ちゃんが愛しくて…。
可愛いくて…クスッと微笑みながら。
ピンク色の肩紐を下ろして。
優しくお菊ちゃんのお気に入りを外す。
露になる白く豊かな乳房…綺麗だ。
「はぁぁぁ…」
その頂点を口に含むと、深く熱い吐息を漏らすお菊ちゃん。
その硬く敏感になった乳首を舐めがらお菊ちゃんのもうひとつのお気に入りに手をかける僕。
そして、それをスルッと脱がし。
生まれたままの格好になるお菊ちゃん。
僕はお菊ちゃんの足の間に膝立ちになると。
制服を脱ぎ捨ててゆく。
「いくよ…お菊ちゃん」
お菊ちゃんの裸体に自分の身体を重ねると…お菊ちゃんの中にゆっくり入ってゆく。
「あっあぁぁぁ…」
瞳を閉じたまま眉間にシワを寄せたお菊ちゃん。
ベットに仰け反る様にして両手でシーツを掴んでいる。
「お菊ちゃん…愛してるよ」
お菊ちゃんの首筋に顔を埋め…腰を動かし続ける。
「俊樹さま…き…菊も…菊も…俊樹さまを愛しております」
覚えたて言葉で僕に愛を伝えてくる。
「お菊ちゃん!」
そんな僕の全身が大きな喜びに包まれる。
「俊樹さま!」
それはお菊ちゃんも同じ事。
そして僕は…。
僕とお菊ちゃん、二人が同時に果てるまで夢中で腰を振り続けた。
終わった後…お菊ちゃんを抱きしめ僕は眠りに落ちていた。
次の日。
帰りがけにやはり隆からの猛アプローチ。
まあ唯一無二の戦友だったからな…僕たちは。
けど、すまん隆…今日も無理だよ。
「隆…本当にごめん」
僕は昨日と打って変わった感じで真剣に隆に謝ると。
足早に学校を後にした。
隆もただならぬ僕の様子に押されて、あっさりと諦めていた。
校門を出て少し進むと…。
「待ってたわよ…」
いた!やっぱり鵬蓮さん、僕を待っていた。
昨日と同じ格好で…。
「あ…あの!昨日、言ってた事って…」
僕は思いきって口火を切った。
「ここでは何だから…私のお寺に御一緒してくれる?」
薄く笑う鵬蓮さん。
今日は逃げる訳にはいかない。
普段はヘタレの僕だけど。
お菊ちゃんの為なら…。
僕は力強くコクッと頷いた。