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愛しのお菊ちゃん
【ホラー 官能小説】

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愛しのお菊ちゃん10-2

「可愛いぃぃ!とっても似合いますよぉ!」
店員さんなんてニコニコとお菊ちゃんに話しかけてる。

「かたじけのうございます」
お菊ちゃんも褒められてるって判ってるみたい。
ニコニコと会釈を返している。

けど…僕は。
明らかに場違いだし。
飾られてる下着が僕にはエロ過ぎて…ズボンの股間がもっこり盛り上がっちゃうし、もう大変。

「き…決まった?」
股間を隠しながらお菊ちゃんに尋ねる僕。

「もう少し…」
お菊ちゃんはピンクのヒラヒラ付きパンティを手にして繁々と見つめている。
腰巻きと聞いた時の照れてる感じは何処へやら…。
可愛らしい下着にすっかり夢中になっている感じ。

でも僕は…本気で恥ずかしいよぉぉぉぉ。

そして、やっとこさ下着を決めたお菊ちゃん。

僕も何とか他の人の冷ややか視線に耐え切った。


「ただいまんこ!」

「ただいまんこでございます」

やっとこさ、家に帰ってきた僕とお菊ちゃん。

僕は早速、エッチしたかったけど。

お菊ちゃんは買ってきたケーキと下着にすっかり心を奪われているみたい。

ん〜ん、まずは腹ごしらえするか。
僕とお菊ちゃんはついで買ってきたお弁当をテーブルに広げると。

「まことに美味しゅうございます」
目を細めてコンビニ弁当を味わうお菊ちゃん。

「美味しいねぇ」
僕も目尻を下げまくり。

そして、いよいよお菊ちゃんのお楽しみ。
ケーキの時間。

テーブルの上で沢山のケーキをデレデレになって見つめるお菊ちゃん。

「さぁ食べて」
お菊ちゃんの隣に座り直す僕。

お菊ちゃんはお箸でイチゴを摘むと…。
(まぁ…家の中だし、食べ易い形が一番)
パクっと…モグモグ。
「ん〜ん!!」
口を動かしモグモグとイチゴを噛みしめるお菊ちゃん。
目を真ん丸に見開いて、僕の腕をパシパシって叩いてる。

お菊ちゃん…今日は色々あったからテンション上がってるのかなぁ。
いつになくフランクなお菊ちゃん。
やっぱ可愛いなぁ。

続いてクリームのたっぷりと乗ったスポンジを夢中で食べてお菊ちゃん。
ペロッとショートケーキを平らげてる。
そして…チョコレートにお箸を伸ばしてる。
パクッと一口食べると…。
「ふん〜ん!ふん!ふん!」
瞳をトロけさせ…鼻を鳴らし。
パシパシパシ…パシッて僕の腕を叩きまくるお菊ちゃん。

ちょっと痛いけど…僕はとっても幸せな気分だった。



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