後輩は性奴隷……１０-9
「んふ……んんっ……」
身を捩りながら、真里は苦悶した。
軽く爪を立てて引っ掻くように動かす。
ショーツ越しではそれくらいが丁度良い。
「ぁ……ぁぁっ……」
結衣も自ら股間をまさぐり、小さく喘いでいた。
彼女の場合、デニムの生地が厚すぎて上手く刺激できていないはずだ。
正座だった体勢を四つん這いに崩し、自ら尻を高くあげてなるべく恥部と服との密着を図っている。
右手の中指を忙しなく這わせながら、左の手でショートパンツを上に引っ張っていた。
脇から指を入れるには、ピチッと張り付いていて不可能なのだろう。
生地が重なりあったクロッチ部分で上手く刺激しながら、時折羨むように真里へ視線を向ける。
その真里はというと、いよいよショーツの中へ手を入れられようとしていた。
「んっ……んんっ！」
滑り込ませた手は真っ直ぐに秘穴へ到達し、源泉を探るべく中指を侵入させる。
円を描くように肉壁を探り回る中指に、開かれた真里の脚が艶かしく震え上がった。
「ん゛ぐっ……ん゛ん゛ぅっ！」
指に吸い付くように穴を狭くし、強く締め付けてくる。
結衣からは、ショーツで隠れていて何をされているか見ることはできない。
しかし、想像するのは容易いことだ。
もっと強い刺激を求めて、激しく腰をくねらせている。
それがとてもいやらしく映っていることに、彼女は気付いていないのだろうか。
それとも、そんなことを考えている余裕もないのだろうか。
いずれにせよ、目の保養になっていい。
真里の胸を揉みしだいていた左手も下へ向かわせる。
「ん゛ん゛っ！ ひゃんっ！ ああっ！」
くわえられていたスカートの裾が真里の口から離された。
淫核と膣壁への同時攻撃には耐えられなかったらしい。
「ひぐっ！ あっ……んくぅう！」
顎を突き出して身を震わせる真里。
淫隈な音を響かせ、快感を素直に声で示している。
中指を腹の方へ押し上げ、擦り、左手では若芽を撫でたり押したり摘まんだり……。
導く寸前で責めの手を緩めながら、真里の反応を愉しんでいた。
結衣にオカズとして左足を机に上げて置いてやると、嬉しそうにむしゃぶりついた。
奉仕できない鬱憤を晴らすように息を乱しつつも、嬉しいときの腰振りを忘れずに行う。
真里は裸になった俺の方に向き直り、乳首に吸い付いていた。
拘束を体の後ろから前に変えており、幾分か体重移動が楽になっているはずだ。
だが、そんなことのために前で拘束し直すわけがない。
それには気付いていない真里は、舌で乳首を弾き上げながらねっとりと舐め回していた。
この部屋で服を着ていないのは俺だけだ。
だらしなく開いた脚の間で真里が、机にのせられた左足へ結衣が、それぞれに奉仕をしている。
「はあんっ……んふっ……」
「んんっ……んっ……」
二人の吐息が交錯する中で、確かな快感を得ていく。
その昂りは下半身に集まり、欲望の塊をじわじわと隆起させていく。
ソレに頬擦りを始めた真里は、媚びた瞳で俺を見上げる。
顎で促してやると、真里の小さな舌が裏筋を這い上がっていった。