後輩は性奴隷……10-8
「結衣はこうされるのが好きなんだって」
聞いているのかいないのか、真里はただ高揚と蔑みが入り交じった瞳で結衣を見上げている。
その視線は、結衣にとっては気持ちの良いものだ。
きっと恥ずかしさに背筋を震わせつつ、期待に胸を昂らせているだろう。
真里を引き寄せると、彼女は素直に従った。
俺の股座に尻を置き、一緒に結衣を見上げる形になる。
「今ここには、俺とお前と犬が一匹いるだけ」
何も気にすることはない、と言って唇を塞ぐ。
後ろから抱き止められるような態勢の真里は、力を抜いて俺に体重を預けた。
見せつけるように舌を絡めながら、胸をまさぐっていく。
唾液の絡み合う音を響かせて真里の欲情を誘い出す。
顔を赤くしつつも、結衣はなんとか視線を逸らしていた。
「はあっ……んっ……」
胸を絞り上げられる度に、真里の吐息が弾む。
「悠様……縛ってください……」
胸元で強張らせていた腕を自ら背後に回し、懇願する真里。
生憎、傍には縛れるものがない。
従って、先程首輪を取り出したアタッシュケースを引寄せ、真里の手首に錠をかけた。
上気した顔を近づけ、真里は俺と口付けを交わす。
激しい接吻に彼女の唇は涎で妖しい光を放った。
服の上から揉み続けられている乳房。
手の平におさまるくらいの可愛らしい胸を荒々しく責められ、真里は小さな体を跳ねさせる。
「くぅんくぅん……」
犬が悲しげな声を洩らした。
かまって欲しいと目で訴えている。
「お前はオナってろ」
唇を離してそう言った俺は、真里の首筋に舌先を向けた。
結衣は此方を気にしながらブラウスを脱ぎ、ワンピースの裾を掴む。
「脱げとは言ってないだろ?」
意地悪な笑顔で彼女の行為を牽制してやる。
彼女は一瞬ビクッと震え上がったが、素直に裾を離した。
そして、自ら豊満な胸を揉み始めたのだった。
それを確認した俺は、脚を開かせた真里の秘部へ右手を伸ばす。
チェックのスカートを捲り上げ、裾を真里の口に当てがうと、彼女は素直に唇で挟み込んだ。
「んっ……」
ショーツの上から湿った部分をなぞり上げると、真里は喉奥で甘い声を上げた。
妖しく煌めく瞳を、もっととせがむように此方に向ける。
「脚開いて」
恥ずかしそうに従う真里。
秘部とショーツが密着する。
そうなった状態で刺激すると、動きが鮮明に伝わるのだ。