後輩は性奴隷……10-11
「気が利くな。ご褒美にオナニーさせてあげるよ」
「ありがとうございますっ」
待ち焦がれていた許可をもらい、結衣は自慰行為を始めた。
真里が見ている目の前でもお構いなしのようだ。
俺は真里の腰を掴み、一際深く突き上げる。
「あぁっ! んぐっ……んんっ」
またしても達した真里。
これが始まりの合図だとも知らずに。
「あっ……はぅん! あぁっ!」
腰を打ち付ける度に波打つ真里の尻肉。
服を着せたままスカートを捲り、バックで貫くというのは、本当に犯しているようで俺の趣向とは合わない。
だが揺れる陰嚢から伝わってくる快感が、彼女たちを言いなりにしているんだという意識を蘇らせる。
「あっ……くぅ! ひぐぅうう!」
「はぁ、はぁんっ……はぁんんっ」
真里が痙攣を始めた。
ガクガクと背筋が不規則に浮き沈みしている。
肉壺は緊張したように締まり、激しくうねる。
突然の快感に襲われ、俺の方もピッチが上がった。
結衣も感じ取ったのか、舌の動きに力が入る。
「うぐぅっ! あっ、もう……もうらめぇっ!!」
「いっ、イかせっ……てくださいっ。ご主人様ぁ……」
「あぁ……くっ、イけっ」
絶頂の中で絶頂を迎える真里。
玉に吸い付きながら自ら導いた結衣。
そして俺も、快感を噴火させる。
引き抜いた肉棒からゴムを外し、真里の潮にまみれた結衣の口へ絞り出した。
明かりを落とした部屋に、夜が溢れ返っている。
秒針が静けさに刻まれる中で、不意に真里が口を開いた。
「……結衣ちゃん」
「はい……?」
左から結衣が声を返す。
「頑張ってね。私、応援してるから」
右側にいる真里が照れ臭そうにそう伝えた。
ベッドの真ん中で二人の間に挟まれている俺は、寝たフリでもしようかと目を閉じる。
俺の意思は固まっているし、この会話を聞くのは辛いものがあったから。
「…………」
結衣は無言だったが、暫くして
「どうしてですか?」
と真里に尋ねた。
「だってさ……」
少し言葉を詰まらせる真里。
髪が肌をくすぐった感触から、結衣の方へ顔を寄せたのだろう。