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後輩は性奴隷……
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後輩は性奴隷……9-2

「あぐっ、あぁっ! 悠様のオチ○ポ様ぁっ、気持ちイイいぃっ!」

「もっと……大きな声でっ」

「ひっ! ゆっ、悠様のオチ○ポさまぁっ! 気持ちイイ!」

「もっと」

 彼女の子宮を圧迫する度に、肌と肌を打ち付け合う乾いた音が鳴り響く。
 それに負けないくらいの大声で卑猥な言葉を連呼させられる真里。
 股の下には既に水溜まりができており、その卑猥な汁は玉袋にまで伝ってきていた。

「悠様、の! オチ○ポ様っ、気持ちっ、イイ! イイぃぃんっ!」

 真里の奥で達した瞬間、彼女はさっきまでとは桁違いの快感を得た。
 ゴム一枚を隔てて躍動する肉棒に痙攣し、止めどなく潮を撒き散らしていた。



「で、どうなんですか?」

 蒸せ返るような熱気が冷めた頃、真里が甘えたような声で訊いてくる。

「……え、何が?」

 ベランダの外で煙草を吸っている俺は、清々しいほど真っ黒の夜空から視線を彼女に移す。

「あの子と、私……」

「あぁ、それね」

 そう言いながらまた夜空を見上げ、煙草を口に運ぶ。
 別に軽く考えているわけではない。
 彼女の場合、もう答えは出ている。

「俺のこと、好き?」

「え?」

 面食らった真里だったが、直ぐに微笑を浮かべた。

「当たり前ですよ」

「違うな」

 断言した。

「お前は気付いてない。心が泣いてることに」

「……心が?」

「その『好き』というのは、言わば防衛本能。好きな相手だから体を重ねたと思わせてる……違うかな?」

 つまり、気持ちよりも先に体の関係を持ったことで、その行為に理由を求めているということ。
 結衣と違って主従関係というものがどういうものかを知らなかった真里は、その理由を強く求めているはずだ。

「そう、かも……しれません」

 意外と素直に呑み込んだ彼女だったが、やはり全てを理解は出来ていないように困惑していた。

「……でも」

 と言葉を続ける彼女は、まるで別れを拒むような切ない眼差しで網戸越しに俺を見遣る。


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