完・マネージャーと寄せ合う肌とつねるお尻-3
(く、・・・来る・・・!)
雅は唇で触れる前に、そこをまさぐり続けていた指を抜いた。
指に付着した蜜をじっくりと舌で舐め取りながら、その様子を見せてくる。
鼻を近付けて小刻みに息を吸い込み、私の淫裂から立ち込める香りを確かめた。
「か、嗅ぐなぁ!雅の変態!」
「なんだよまりな、お前全然変わってねえな。好きだよ、って言ってたから嗅がれても我慢すんのかと思ったぜ」
「どういう理屈よ?!」
「ま、仕方ねえか。すぐに変わる訳ねえもんな」
残念だけど私の方が先に思ってたわよ。
でも、勝ち誇る様な事でも無いと気付いたら、複雑な気持ちになった。
互いに相手を進歩してないと思ってるのは良くないわね。
ほんの少しだけれど、雅は昨日迄とは変わってきている気がする・・・
今日は、嫌がるより別の反応を見たがったり、あまりねちっこく責めて来ない。
でも、奔放で気紛れな子だから明日どころか今日のうちに気が変わってしまうかもしれないのだ。
「あ・・・うぁああ、あっ、ひああ、ああ・・・!」
雅のうねる舌が小さな魚の様に跳ねて、私の膣内を泳ぐ。
溢れる蜜の中を自由に遊びながら雅はそこを愛撫し続けた。
「はあ、はあ・・・まりな・・・ちょっと、待ってろ」
「・・・み、やび・・・?」
雅は体を起こし、昨日から着たままの服を一枚ずつ自分の体から剥がしていった。
・・・そういえば、雅がこういう時に脱ぐのは珍しい。
素っ裸で求めてくる時もあったけど、基本的に私しか脱がさないから、裸を見せてきたのは数えるくらいしかなかった。
おそらく、私だけ脱ぐとより恥じらうというのが理由だろう。
「起きて、まりな。立たなくていいから座っててくれ」
「・・・どうして?」
「知りたいか。それはな、ま、別に大した理由じゃないんだが・・・」
素っ裸になった雅は、ゆっくり私の前に腰を下ろした。
いつもちっちゃいおちんちんは・・・やっぱり今朝も大きさは変わっていなかった。
それでも、一度私の中に入り込めば、思考回路を簡単に狂わせてしまうのだ。
「今日は、このまましようぜ」
「・・・む、向かい合ったままで、って事?」
「そうだ。で、ぎゅって抱き合いながらしよう。せっかくだしさ、ラブラブな体位でしようぜ」
これから、って時にそんな言葉を恥ずかしげも無く口にする雅。
受け身にしかなれない私でも、流石にそういうのを口に出されると恥ずかしかったりする。
「お前、何赤くしてんだ。初めてか」
「うん。み、雅とはね」
言動はそれほど変わった様子は無い。
でも、今までみたいにからかったり反応を確かめてる様な感じはしなかった。
ラブラブ、っていうのは雅の本音だろう。