投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

後輩は性奴隷……
【その他 官能小説】

後輩は性奴隷……の最初へ 後輩は性奴隷…… 39 後輩は性奴隷…… 41 後輩は性奴隷……の最後へ

後輩は性奴隷……6-8

「何て言うか……その……」

 口どもって中々話を切り出さない結衣。

「なに? 言ってみろよ?」

「あの……気持ちいいですか?」

「……え?」

 意味が解らない。
 さっきしっかり果てたところなのに。

「私で……満足できてますか?」

「………………」

 そう言われると、イエスとは断言できない。
 しかし直接彼女に言ったわけではないのに……何かしらの言動が結衣にそう思わせているのだろうか。

「その……前の人と同じ様に扱われても、私は従いますから……。って言うか、ご主人様が満足しないと、私の存在意義が有りません」

 そこまで言うか。
 結衣は長く目蓋を閉じた。
 そしてそっと目を開け、俺とは反対の方へ視線を流す。

「私は、ただの性奴隷なので……」

 結衣は俺と視線を合わさないまま此方を向き、小さく身を屈めた。
 今のやり取りにどんな意味があったのだろう……。
 結衣も満足できてないということなのだろうか……。
 そもそも「前の人」とは誰のことを指しているんだ?
 真里のことなのか?
 それとも他の、抱いたことのある人?
 もしくは……。
 ……って言うか、どうしてこんなに深く考えているんだろう……。
 自分で自分の事がわからない。
 そんな状況であったことに、俺は全く気付いていなかった。


後輩は性奴隷……の最初へ 後輩は性奴隷…… 39 後輩は性奴隷…… 41 後輩は性奴隷……の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前