後輩は性奴隷……6-6
「ひっ! あっ……くぅぅぅっ!」
荒々しく前後に揺さぶりをかけ、子宮の奥を擦る。
腕の前後運動の勢いそのままに、結衣の秘部を舌で擦り上げた。
「んんぁっ! んっ!」
「あっ、くぅ……ひぅぅっ!」
声のトーンが高く、大きくなっていく結衣と真里。
快感の波がスムーズな発声を妨げ、吐息を断続的に跳ねさせる。
縛られた手は窮屈そうに蠢き、痙攣し始めた。
「あっ、あぁっ! んんぅっ!」
「くふっ……んはっ! あっ……!」
顎を突き出して上り詰める真里。
対照的に、結衣は身を小さくして絶頂に震えていた。
真里の中で噴出が沸き起こり、薄い隔たりなどないかのように膣内を打ち付ける。
二人を相手にして迎えた俺の射精は、のたうち回るかのようにとても長く続いた。
次の日。
一人学内の喫煙所で煙草をふかし、昨夜のことを考えていた。
二人を同時に抱いた快感が、僅かに残っている理性と衝突している。
「はぁ……」
煙混じりの溜め息は春の風に溶け、空高く舞い上がっていった。
その行方を見送るわけでもなく、震え始めた携帯をポケットから取り出す。
差出人は朱音だ。
墓参りの日程に関するメールだった。
記されていた日はゴールデンウィークと週末に挟まれた平日で授業はなく、バイトもない。
細かい内容を決め、朱音からのメールは途絶えた。
彼女は俺のことをどう思っているのだろう……そんな思考がぐるぐると頭を回り始める。
「やっぱここだ」
「おぉ」
部活仲間に声を掛けられ、俺はベンチに座り直した。
「ほら、3限終わったし行くぞ」
「んぁ? もうそんな時間か」
3限丸々サボってしまった。
今日は来年使用する新歓のパンフ用に、新入部員の写真を撮る予定だった。
と言っても、ただ写真を撮って部室のパソコンにデータを保存するだけなのだが。
しかし、写真を撮りながらコツや角度を変えたショットの印象、タイミングなど、人を撮る場合に基本となる知識を実際にやってみせたり、やらせてみたりするいい機会で、新入部員のためになる。
「いつもの川原だったよな?」
「あぁ」
「んじゃ、カメラ取ってくるし先に行ってて」
思いきり煙草を吸い、息を吐きながら灰皿で揉み消す。
「了解」
友人が集合場所へ行くのを見送りながら、俺は部室に向かうべく重い腰を上げた。