後輩は性奴隷……6-3
「え、あ、後輩ですか?」
「いんや。性奴隷」
「……っ?!」
目を見開いた結衣は、
「そ、そんな……」
と声を洩らしていた。
「真里。あいつがお前と同じ性奴隷の結衣だ」
「どうも」
性奴隷という響きに若干の反応を見せたものの、やはり余裕があるようだ。
結衣は炬燵布団越しに手を口元に当て、
「性、奴隷……」
と言い聞かせるように小さく呟いた。
「そう、性奴隷。ほら、立てよ」
「…………はぃ」
顔を赤らめ、結衣が炬燵から出てくる。
「えっ……」
真里の小さな驚嘆が響いた。
それはきっと、結衣が何も着ていなかったからだろう。
「っ……」
息を呑む真里。
あるはずの陰毛がないのだから無理もない。
「結衣、止めていいとは言ってないぞ?」
「あ……はい。すみません……」
チラリと真里を窺うも、結衣は左手を秘部へと伸ばしていった。
「ああぁっ!」
左手の小指の先で敏感な肉芽を刺激し始める。
膝を内側に折り、ビクンッと跳ね上がりながら上手くバランスを取ろうと心掛けているようだ。
右手では自由に胸を愛撫したり、乳首を引っ張ったりしていた。
口はだらしなく開いていて、まるで何かを舐めるように舌が虚空を蠢いている。
「あぁぅ! はぁ……あっ」
何故か一瞬左手の小指を止め、また動かす。
それを、微動だにせず見つめる真里。
「結衣。そのまま説明してやれ」
「…………はぃ」
結衣は躊躇いがちな目線をよこし、舌の動きだけ止めた。