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無垢
【その他 官能小説】

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凌辱-6

「隆一さん。私・・・・ 
よいお嫁さんになるわ。隆一さんにふさわしい妻になれるようがんばる。」

「絵里。早速、指輪とドレスを買いに行こう。さあ、急いでシャワーを浴びて。」

絵里は、焦る隆一が可愛かった。絵里は、隆一の言葉に従いシャワーを浴びに向ったが
、その短い間だけでも隆一の側を離れるのが寂しいほどだった。

絵里を見送る隆一の瞳が妖しく光っていた。隆一は絵里に心を奪われていた。どこまで
も素直で純粋な絵里。そして、絵里は無垢なだけではなく、どこまでも精粗でありなが
ら男を喜ばせる全てのものを持っていた。だからこそ凌辱したい、真っ白な絵里をめち
ゃめちゃにしてやりたいと思っていた。

2人を乗せたゴンドラが運河へ滑り出す。空はどこまでも青く澄んでいた。あちらこ
ちらからカンツォーネが聞こえてくる。隆一の腕に抱かれて見上げるヴェニスの街は、
どこまでも美しいものだった。

式は2人だけで挙げるつもりだった。絵里はそのままでもよかったが、隆一の薦めで
純白のドレスを買い求めることにした。隆一が薦めるブティックで、絵里はシンプル
なシルクのドレスを選んでいた。絵里は、買い求めたドレスに着替えようと個室に入
った。ドレスを身に着け、鏡に写る自分の姿を眺めていた時だった。後ろで物音がし
た。

!!!!!!!!!

突然の出来事だった。後ろから羽交い絞めにされ、口元をハンカチのようなもので塞
がれていた。絵里は必死で逃れようともがいたが、刺激臭を嗅いだかと思うと意識は
途切れていた。

腕の中で抵抗する絵里の体から力が抜けていく。隆一は、今にも射精しそうなほどの
興奮を覚えていた。この時のために、時間を積み重ねて来たのだ。全ては計画通りだ
った。

真っ白な絵里を凌辱する。それも、幸せの絶頂から地獄に叩き落し、恋人などではな
い純粋な凌辱者として犯すのだ。そして凌辱の中で、無理やりに絶頂へと追いやり、
望まない男の精を子宮に受けながら歓喜の声を上げさせることで、メスの本性を思い
知らせてやるのだ。真っ白な絵里に、自分が汚物にまみれたメスブタであることを思
い知らせてやろうと考えていた。

目が覚めると窓のないレンガ造りの部屋のベッドに横たわっていた。ただ一つのドア
には、当然のように鍵が掛けられていた。何が起きたのだろう? 誘拐されたのだろ
うか? 隆一はどうなったのだろう? 分からないことばかりで、頭がおかしくなり
そうだった。

その時だった。鍵が開けられる音が聞こえてきた。古い木製のドアが不気味な音とと
もに開き。仮面で仮装した男が一人入ってきた。絵里は怖かった。これまでに感じた
ことのない恐怖に包まれていた。その男が隆一であることなど、絵里には思いもよら
ないことだった。古い木製のドアが閉められガチャリと鍵が掛けられた。


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