凌辱-10
映像を眺めながら隆一は、激しい感情に身を委ねた。隆一自身が絵里を犯し、DVD
を作り届けさせていながらも、その映像を目の当たりにする衝撃は大きかった。全て
を分かっていながらも、愛する恋人を奪った男への憎しみと、それを許した絵里に対
する怒りが沸き起こる。
映像が続く。絵里が狂ったような悲鳴を上げ、弾かれたように体を仰け反らせる。
絵里の処女喪失の瞬間だった。
映像が変わる。絵里の両脚を大きく押し開き、男が激しく腰を使っている。絵里が
いやらしいあえぎ声を上げながら体をくねらせる。男の背中から玉の汗が次々と流れ
落ちていく。
「イっくうううう!」
絵里が歓喜の声とともに激しく体を震わせた。
映像は次々と移り代わり、体位を変えて交わり、歓喜の声を上げてアクメを迎える
絵里の姿がこれでもかと映し出されていく。
更に映像は続いていた。絵里の両脚を大きく押し開いて激しく腰を使う男。やがて、
男は雄叫びを上げ、股間を絵里に押し付けるようにして2度3度と体を震わせる。
男が絵里から離れる。だらしなく脚を開いたまま、体を震わせ続ける絵里。そして、
その膣からゆっくりと精液が流れ出るさまが鮮明に映し出される。
映像は次々と移り変わる。体位を変えて何度も体内に精を受ける絵里。そして、膣か
ら流れ出る精液が次々と映し出されていく、そして、その数はあまりにも多く十数回
に及んでいる。
更に、映像は続いていた。それは、衝撃的な映像だった。そこには激しく腰を使う絵
里の姿が映っていた。男の背中に手を回し、自ら激しく腰を振る絵里。そして、その
表情は快感に溺れて恍惚としているものだった。そこに犯される女の姿はなく、貪欲
に欲望を貪りあう男女の姿が映っていた。
つづく