後輩は性奴隷……3-2
「……ん?」
「あ、いえ、なんでも……」
結衣は茶を濁し、視線を逸らす。
俺は不思議に思いつつも箸を進めた。
しかしあれだ。
こうして炬燵に潜り、肩を並べてテレビを見ていると、何だか付き合っているような間柄に思えてくる。
そもそも、結衣は今の関係をどの様に思っているのだろう。
俺はもちろん、彼女を性奴隷としか見ていない。
都合の良いときに性処理をさせる、言うなればセックスフレンドという表現が一番しっくりくる。
しかし結衣はどうだろう。
って言うか、彼女が性奴隷になること望んで俺に近づいてきたのだから、俺と大して考えは異ならないはずだ。
この華奢な体も、アンバランスな胸も、プックリとした唇はもちろん、二重のぱっちりした瞳までもが、俺からの羞恥・凌辱・調教を求めている。
でも、結衣の澄んだ声色や明るい性格、全体的な雰囲気は……とても……。
いつの間にか空になっていた弁当箱を片手に、暫しの間フリーズしていたようだ。
結衣が不思議そうな眼差しで俺を覗き込んでいるのに気付き、慌てて弁当箱を紙袋に戻す。
「あの……」
「お前は……」
お互いの喋り出しがぶつかり、慌てて口を噤んだ。
「なんですか?」
「……ううん、何でもない」
俺は煙草に手を伸ばし、火を灯す。
その様子を、結衣は首を傾げながら見詰めていた。
「そろそろ寝るわ」
時計の針が日付を跨いだ頃、俺は炬燵から出て寝床を整理し始めた。
「え?」
結衣は目をぱちくりさせている。
正直今夜は、誰かを虐げるような気分ではない。
「なん? 弁当のご褒美でも欲しいんか?」
冗談で言ったつもりが、結衣はというと首を縦に振ってくる。
「……んじゃあ、ご奉仕でもさせてやるよ」
「……あ、ありがとう……ございます」
好きなように奉仕をさせてやると言うと、結衣は全裸になれと俺を促した。
明かりを落とし、ベッドに仰向けで寝転ぶ。
服を脱いだ結衣は俺の右側に寝そべると、右手で愚息を撫でながら首筋に舌を滑らせた。
舌は徐々に胸元に下り、乳首を捉える。
中指は裏筋を何度も撫で上げ、玉袋をくすぐった。
軈て竿を優しく掴むと、緩やかに上下運動を始める。
「はぁ……はぁっ……」
自分の左の乳房を擦り付け、乳首で乳首を刺激してくる。
しごかれ続けているモノは固くなり、カウパーが指に絡んでいた。