後輩は性奴隷……2-2
「ふっ」
思わず鼻で笑ってしまう。
都合良く、結衣はスカートだったからだ。
「隠すな」
小さく囁いた。
周りには数人といえども人がいる。
だが、結衣は彼らに背を向けるような形で座っている上に、背もたれのおかげで死角も多い。
横のベンチには誰もいないし、俺の目算ではバレないと踏んでいた。
でも結衣からすれば、後ろの状態が解らず、隣のベンチと俺の姿、それに柵の向こうの様子しか解らない。
「ほらほら」
と顎で指示をだす。
結衣は少し俯くと、軽く脚を開いた。
ライトブラウンのスカートから、桃より淡い色の下着が見える。
「それ、邪魔だから脱げ」
灰を落とす素振りで前傾になり、結衣に伝えた。
結衣が一瞬俺を見る。
しかし俺の威圧感に負けたのか、次の瞬間には辺りをうかがっていた。
そして、俺でも驚くほどの早さで下着を脱ぎ、バッグに押し込んだ。
確かに、ノロノロしてる方が逆に見つかるかもしれない。
スカートを捲るようにジェスチャーで伝えると、結衣は躊躇いがちに裾を上げる。
「ふっ」
確かに結衣の恥丘は綺麗に剃られていた。
「もっと開け」
周りに気をつけながら俺が言うと、結衣はまた少し脚を開く。
新たな煙草を取り出した俺は、それに火を灯し、満足気に煙を吐いていた。
「濡らしてる?」
「わ、わかりません……」
そう言いつつも、結衣の顔は仄かに赤い。
「触ってみれば?」
口角を歪ませて、結衣を蔑むように眺める。
彼女は上目遣いに俺を見た。
抗議をするような、許しを乞うような……それでいて、もう一度言えと催促するような目で。
「触れよ」
低い声で強制すると、結衣は少し体を震わせ、右手の中指をワレメに沿わせた。
「ぬ、濡れてます」
微かにそう聞こえた。
色々と言って蔑んでやりたいが、周りに人がいるのでそれは躊躇われ
「……イけ」
とだけ伝える。
結衣は沿わせた指をゆっくりと上下に動かし始めた。
辺りを気にしながら、中指の第二間接だけが伸縮を繰り返す。