後輩は性奴隷……1-6
「もっと締めろっ」
そう言って、また尻へと手をしならせた。
「はぁあんっ! はぃぃいっ!」
膣がキュウウッと締め上げてくる。
「そんなカッコで自分で腰振って、恥ずかしくない?」
「あぅっ、恥ずかしぃ! 恥ずかしいですぅぅっ!」
「でも気持ちいいんだろ?」
結衣の中がまた締まった。
「はぃぃ! ひっ! 気持ちイイですぅ!」
「お前は変態の牝犬だなっ」
「そっ、そうです! はしたない牝犬ですっ! んあぁ!」
「なら……」
結衣の尻をガッチリと掴み、一度動きを止めた。
「牝犬らしく啼いてみろっ!」
そう言って、結衣の中を抉るように突き上げた。
「んぁぁっ! わんっ! ワンワンっんんっ! わんわぅんはああぁ!!」
結衣の膣壁が躍動し、体はガクガクと痙攣し始める。
俺はトドメの一発を突き入れると、射精に肉塊を跳ね上がらせた。
荒かった二人の息も落ち着き始め、部屋の熱気が下がってきた頃。
「これ、解いてください……」
静かに結衣が呟いた。
俺はそれに行動で応えてやる。
やがて結衣はゆっくりとした動作で衣服を纏っていった。
下着を付け、春らしい薄ピンクのふわふわしたワンピースに、淡い水色の、デニム地の上着を羽織る。
その動作を目の端に捉えながら、俺は煙草に手を伸ばした。
「彼女、いるんですか?」
「え?」
コトを済ませたこのタイミングで? と思いつつも、
「いないけど……?」
と言う自分がいた。
実際、恋人という存在は高2の頃からずっといない。
それに、恋というものをしたかもしれないが、その自覚は俺にはなかったんだ。
「……よかった」
よかっ……た?
「それ、どーゆー「帰ります」
俺の言葉を結衣が遮る。
それは、モヤモヤしたものが消え失せるほどに潔かった。
「……そうだな。もう遅いし……送って行こうか?」
首を振って答える結衣。
「そか」
少し身を起こした俺は、再びしっかりと腰を下ろす。
彼女は鞄を持ち上げると、真っ直ぐに玄関へ向かっていった。
「あ、俺合格だったら下の毛剃っといてね〜」
冗談を投げ掛けてみるも、結衣は何も言わず静かにドアを開け、そして丁寧に閉めた。
俺はそこに残された静寂をジッポを開く音で切り裂いていた。