盛春の一週間-5
後ろから片桐の足を持って開かせ、ふとももや脛、脇腹をくすぐる。
悶えたって泣かれたって、大声出されたって今日はやめない。
まずは…
「片桐、最初にアニキとヤッたのは、いつ、どこでだ」
もちろん答えちゃくれない。
が、耳の穴に舌を突っ込み、ぐしょぐしょとかき回してやると、たまらず片桐の腰は動き出す。
そのまま核心に触れない愛撫を続けると…
「…っはぁんっ!
いっ…家!…去年、の9が、つっ…!」
とうとう漏らしてくれた。
お礼に、両乳首をきゅんっとつまむ。
そうしたら…
「ああぁぁんっっ!」
「…あれ?軽くイッちゃった?
加減が難しいなぁ、オンナのカラダは」
気を付けて、なかなかイかせないよう、少しずつ片桐を溶かしていく。
一人で留守番していた夜。
ケータイを兄に見られたこと。
官能小説を読みながら、オナっていたこと(これを聞き出すのには時間がかかった)。
少し感じていた頃に襲われ、結局兄を受け入れてしまったこと。
…ちゅぷ、くちゅん
「おね、が…サク!
もう、入れ、て…!
も、ちょうだい、お願いっ…!」
人差し指一本だけをゆるゆると出し入れして、もう20分になる。
片桐のま○こはぐっしょり濡れて、常にヒクヒクしていた。
腰を勝手に揺らして、俺の指に押し付けてくるので、俺は快感のポイントをかわすのが忙しい。
「じゃあ、次。
2回目は、いつ」
「…!
サク、もう許して、イきたいっ…!
話すからっ…おち…ち…入れて…!」
「ん?なんつった?」
心の中で喜びの嵐が吹き荒れる。
はじめてコイツから、求めてくれた。
「サクぅ…
お願い、話すから…サクの…おちん、ち、ん…入れて」
「…っ!」
…すっっごい色気。
負けた。
なんとかゴムのことを思い出して着け、性急に突っ込む。
俺が激しすぎて、片桐は2回目の話なんてできなかった。
が、まぁいい、今日はまだまだ、時間はあるんだから。