第三話――魔人と死神と皇国の聖女-50
すると、アリスが背中を弓なりにさせて、震えた。――予想どおり、コレがイイようだ。
気をよくしたパスクはついでとばかりに、空いた左手をアリスの腰の下に回し、女陰を撫でてやる。
秘所へと指を入れなくても、ク○トリスをつまみ、たまに、陰毛を梳くだけでも、ビクビクと痙攣した。
グチュ!ズッ、グチュ!グチュ、ズッ……
愛液とは違う、分泌液が絡まる音が聞こえてきた。腸液と、自分の先走り液だろう。
「はぁぐ、ぁんんっ!イイ、私っ、お尻で、感じてるぅ!」
「ええ。私もっ、アリスさんのアナ○で感じています!気持ちいですよっ」
「うん……うんんっ!ダメ!気持ちよふて、ソコ、ひぁ、あって、おしりのぉ、ア○ルッ、なのにいぃいぃぃっっ」
「そうです!アリスさんは、ア○ルで感じるんです!」
「そう!私は、ぉおむっ、ア○ルで感じる!かんじちゃうぅぅっっ!」
「私……そろそろ……」
「私もぉっ!イキそう、おしりで、違うのにぃっ!ひぁぁっ、でも、イク、イッてしまうぅぅぅっっ!」
ビクンッと、一際大きく、アリスの肩が跳ねた。
陰部を弄っていた左手が、噴出した愛液に濡らされる。
そして、キュキュッ、と尻穴の入り口が強く締まった。
その刺激に、パスクは己の限界を悟り、腰を叩きつける。暴発しそうな己を、奥へ奥へと、だ。
「っんく、アリスさん!」
ドクンッ!ドクッドクッ!
「ひぃ、ぃあ……ふぁぅっ、んんああああああ――――っっっ!!」
パスクの、種子が吐き出されるたびに、脈打つたびに、尻穴は急激な締めつけを繰り返し、アリスはピクピクと痙攣した。
絶叫が、室内に木霊する。