第三話――魔人と死神と皇国の聖女-42
「ひゃぅ、えっ?パ、パスク?」
……なんだか、アリスさんが悲鳴を上げたような気もしたが、気にしない気にしない。
強引に、パスクは彼女の太股の間に顔を埋めた。
「はぅんんっっ――」
ぺろぺろ、と舌先でその湿った部分をつついてやるとビクンと、アリスの体が強張った。
それでも、パスクは何度も執拗に同じ行為を続けた。
トクンッ、と下着の間から愛液が流れ出てくる。
ではでは、ご拝見――、とアリスの下着を剥ごうとしたときだ、パスクは困ってしまう。
「ふむ。参りましたね……」
「ど、どうしんだ?」
「ガーターの下のパンティがあるので、剥ぐのが……ああ、そうですね。では――」
「っ?パスクっ?なんだ、いま、なにをした?急に、腰の負担が消えたぞ!」
「いえ、『解錠』の魔法でガーターとストッキングの留め金を外しただけです」
「そ、それほどの魔法の無駄使いなど聞いたことがない……」
「いやぁ……アリスさんのま○こを見たいばかりに――」
「はぁんっ!い、いきな――んんっ……」
パスクは、ガーターからの束縛を逃れた下着をスルスルと下げ、アリスの足元まで下げると左足からは脱がせ、右足へ引っかけた。
……これは男のロマンである。
かかとの高いパーティシューズだったため、脱がせるのは瞬間でできた。
さてさて――、とパスクは待ちに待った秘所へと、直接、口をつけた。