透の場合-4
「…ふっ…ぅぅ…んっ…」
彼女から息が漏れる。
「…お、お願い…」
途切れ途切れに彼女が言う。
「…イ、イキそっ…!最後まで、…し、してぇっ…!」
ここで?!
自分から手を出しておきながら、電車の中で最後までするのは抵抗があった。
ちょうどその時、ドアが開いた。
透は、彼女の服を手早く直すと、彼女を抱き抱えるようにして電車を降りた。
駅のすぐ近くのホテルに駆け込み、チェックインする。
エレベーターの中で携帯で会社に連絡する。
その間も彼女を抱いたまま。
携帯では上司が何か騒いでいたが、知ったこっちゃない。
部屋に入り、手にしていた携帯を落とすと、彼女の唇に吸い付いた。
「…ふっ…んっ…」
激しく舌を絡め、壁に彼女を押し付けて服の上から胸を揉んだ。
「…あっ…あんっ…!」
キスの合間に彼女が喘ぐ。
透は彼女のスーツを荒々しく脱がせていく。
ブラウスのボタンを外す。
白い肌が透を甘く誘う。
ブラジャーの上から形のいい胸を揉んだ。
固くなった突起がブラジャーの上からでもわかる。
たまらず、ブラジャーの上から吸い付いた。
「あはぁっ…あぁっ!…」
スカートのホックを外し、床に落とす。
ストッキングが、さっき透が破いたところから伝線してビリビリになっていた。
やばい、エロすぎる…。
ブラウスを脱がして、下着だけになった彼女を抱え上げるとベッドに運んだ。
いつもきちんとアップにしている髪が乱れてたまらなく色っぽい。
透は彼女にキスをしながら下着を脱がせていった。
全裸になった彼女。
恥ずかしそうに顔を赤らめて手で胸を隠し、足を閉じる。
かわいすぎる…!
透は彼女の手をそっとよけると、胸に顔を埋めた。
そして、ぷっくり立ったピンクの突起を吸った。