秘密の集まり 〜奴隷オークション〜-2
会場を包み込んだ大きな拍手がやむと、舞台の幕が上がりそこには先ほどのトップレスにガーターベルトの人とその持ち主というペアが四組立っていた。
高校生くらいの可愛らしい少女、二十代くらいの細めの男性、四十代くらいの女性、そして最後の一人に僕は息を呑む。
「ノブ・・・・」
野球で鍛えた程よい筋肉質の上半身が荒く上下していて、その乳首には僕と同じようにピアスが光っていた。
あああ
ノブの体も僕と同じようにされてる
抵抗しただろうな・・・
今までの普通の生活がまるっきり変わってしまうんだ
信人からは会場側は見えていないのか、うつろな瞳が宙を彷徨っていてその表情はどこかいやらしさをまとっていた。
「ではこれから奴隷オークションを始めたいと思います!!」
「奴隷オークション?」
「これからあの子達が競りに出されて、落札した人の奴隷になるんだ」
「ノ、ノブもですか」
「そうだよ。この前引き渡した人は調教師だ」
驚愕の表情を浮かべる僕に淡々と説明する蒼介。
「良い人に落札されると良いね」
僕は心からそう願った。
いや、むしろ僕が落札したいくらいだ。
テンポよく司会役の女性がそれぞれの奴隷を紹介していく。
並んでいる奴隷は色やデザインは違うが同じような黒い革のパンツを履かされていて、紹介するごとにそのパンツが脱がされる。
するとねっとりと粘膜がまとわり付いた大きなバイブが引き抜かれた。
女性はヴァギナとアナルから、男性ももちろんアナルからかなりの太さのバイブが現れて会場がどよめく。
もちろん信人のアナルからも僕でもきついくらいの太さのバイブがゆっくりと現れ、司会が意地悪く出し入れをするとマイクから小さな喘ぎ声が聞こえてきた。
信人の顔は紅潮し、目をきつくつぶってその快感に必死に耐えているようだった。
もうあんなに太いものを受け入れられるようなってるんだ
すごいな・・・
ノブ
気持ちよさそう
友達が気持ちよさげに喘ぐ姿を見て、思わずきゅっとお尻に力が入ってしまい僕は下を向いた。