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調教物語
【その他 官能小説】

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調教物語(その13)-1

後ろ手を縛られた優子は、研二郎に上半身を固定され身動きができない。
その身体を男達に弄ばれようとしていた。

優子は思っていた。研二郎と逢ったのは、彼の調教を受けてみたいという気持ちだった、
その後、行為の後は縄を解かれ、優しく愛撫され酔いたかったからである。

彼女が想像していたのは、彼に初めての調教を受け、
その後には、恋人のような甘いセックスと語らいを期待していたのである。
ご主人様と愛奴という関係は、そう言うものだと思っていたからであり、
彼女はそれを心から望み願っていた。

女学校の教師という聖職を一時でも忘れ、一人の女として
淫らに乱れ、自分を忘れたかった。幼かった嫌な思いを断ち切る為にも。

始めはそうだった、空港の高台での甘い行為、そこまでは良かった。
しかし、途中で立ち寄った商店街から徐々にその期待は裏切られたのである。
知らない土地で、知らない男達にまで屈辱を受けるとは思ってもいなかった。

研二郎に愛され、少しずつSMの世界を知ればいい。そう思っていた。
しかし、現実はそんなには甘くはなかった。

ネットで知り合い、意気投合した研二郎という男に破廉恥で激しい調教を受け、
優子の身体は目覚めた。
そして彼女は女になった。
破廉恥な調教を受けながら、今まで感じたことが無いような、
激しい情欲が身体の芯から湧き上がっていた。


優子の知らない土地に来て、
自治会館という陰気な建物の中でされるとは思っていなかった。
知らない男達や女の前で・・
同じ同性の前で辱めを受けるのは耐えられなかった。

(同性の前でなんて、いや・・・)
そう思いながらも何故か何処かで(もっと虐めて欲しい、見られたい)と願う
もう一人の淫らな自分を感じていたのである。

女子校の教師という聖職にありながら、教え子と淫らな行為に及んだ自分。
その時から、こうなる道を歩むように運命付けられていたのかも知れない。

(もうこうなったら、なるしかないわ・・)
という諦めに似た気持ちになっていた。
朦朧としながら優子の頭の中は今までの調教のことなどが渦巻いていた。

そのとき、ズキン・・という衝撃が彼女の身体の中から起きた。
(あっ、いやっ)

健が手に握ったバイブレーターが優子の膣の中を突き上げ、
いやらしく執拗に掻き回したからである。

優子は既に何度めかのアクメを迎えていて、頭の中はすでに朦朧としていた。
でも、知らない男達の前で逝きたくなかった、我慢をしていた。
その我慢も最早限界にきているようである。


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