破滅-5
Side/M
信人に犯されたことを蒼介に報告すると、蒼介の顔にあの静かな怒りが見え隠れしていて、信人に何かするのではないかという不安がよぎった。
まさかそれが現実になるとは。
週末、いつもどおり蒼介と待ち合わせしてホテルに入ると、この前信人にいかされたお仕置きをされると聞いて震え上がった。
今度はどんなお仕置きなんだろう・・・
お仕置きされるのは嫌だけど
でも
あの苦しくて
痛くて
もう死にたい気分になる感覚が
たまらなく気持ちよくなってくる
蒼介はまずたくさんの牛乳を飲ませると裸の僕を動けなくなるくらい雁字搦めにして床に座らせた。
「今日は今までよりももっと口の奥まで入れるよ。吐いてもいいけどやめないからね」
喉の更に奥まで?!
苦しいだろうな・・・
吐いちゃうかもしれない
「はい・・・友達に犯されて、いってしまった実沙希を、おゆるし、ください・・・」
僕が言い終わると、蒼介のペニスが口の中に入ってきて、いつものように喉仏を通るまでは慣れていたのでちょっと苦しいだけで大丈夫だったが、そこからが地獄だった。
喉の更に奥まで入り込み、そこで激しくペニスを出し入れしだしたのだ。
今までは動かずにジッとするか少し抜いた喉仏のあたりで動かれていたのが、今回は喉の奥でペニスが行き来ていて、ペニスの一番太い部分が喉に強く擦れて強い吐き気が襲ってきた。
「おお・・・・ご・・・・げ・・・・・」
もはや声など出せる状態ではなく、ただえずいたときに出る音だけが口から漏れる。
蒼介が腰を突き入れるたびに、ぴたんぴたんと陰嚢が顎に当たってどれだけ深く咥えさせられているか自覚させられる。
そして一気にペニスを引き抜かれると塞き止められていた空気と体液が一気に逆流してきて床に白い液体を吐き出してしまった。
「おげぇぇえ・・・・・がは・・・・はっ・・・・ああぅ」
あまりの苦しさに息をするのもやっとの僕の顎を掴んで、胃液まみれのペニスを容赦なく突きたてられる。
ペニスの乱暴な進入を拒むことも出来ず、体は僕が吐いた体液でまみれて頭は真っ白になっていった。