地獄への階段-5
「相良先生。こちら使っても良いですか?」
後ろから伊崎の声が聞こえてきて、ゆっくりとペニスが挿入されてきた。
蒼介のとは違う太さと形。
カリ首が張り出しているのか、抜いた時にいやに引っ掛かって排泄感が強い。
伊崎に左足を持ち上げられて激しく揺り動かされると、体につながれた鎖がチャリチャリと音を立てる。
自分がしているいやらしいことを自覚させられて頭が麻痺してくる。
だが急にビンッと乳首とペニスが強く引っ張られて現実に引き戻された。
「ほら。口が休んでるよ」
蒼介が乳首の鎖を引っ張ったのだ。
乳首とペニスと陰嚢に繋がっている鎖は、一箇所引っ張るだけで連動して全身に快感を伝えてくる。
ペニスを下に下げると乳首が強く引っ張られ、乳首を引っ張ればペニスが持ち上げられて、さらには陰嚢も引っ張られるのだ。
快楽の連鎖が狂おしく僕を襲う。
「うっ・・・」
伊崎が僕の体内で発射した。
するとすぐさま先ほどよりも質量も長さも桁外れのモノが僕の奥に突き入れられて悲鳴を上げた。
「あああ!いやぁぁぁ!ひっ!!うぎ・・・」
凄まじい衝撃がお尻を襲ってきて僕は大きく体を仰け反らせる。
そして蒼介が僕のペニスを口に含んでピアスを転がすように舐めてきて僕のことを追い立てていく。
「あううう!だめぇ!いっちゃう!いっちゃうよぉ!」
「いいよ。僕の口に出しなさい」
「ああ!いく!いきます!!」
「おおお締まる!たまらん!」
英語の与野の声が僕の背中から聞こえた。
僕のお腹を突き破るように奥までペニスを突き刺すと、火照った体でもわかるくらいの熱い精液が僕のお腹に広がった。
そして同時に僕も蒼介の口の中に射精した。
「あぁ・・・はっ・・・・うう、んぐ・・・んっ」
天を仰ぐ僕の口に蒼介は僕が放った精液を流し込んできた。
ねっとりと舌が絡められて、いまだ熱くドクドクと脈打つ与野のペニスを締め付けた。
「さて、そろそろのぼせそうなので部屋に戻って続きをしましょうか」
ああまだまだ続くんだ。
酷く長い夜が始まった。