誕生日プレゼント-3
Side/S
二人の誕生日が近いということで一緒にお祝いをすることになった。
僕の家に来た実沙希は準備があるからどこかで時間を潰してきて欲しいと言ってきた。
ちょうど自分もプレゼントを買いに行く予定だったので車を出す。
マンションの一室にある小さなアクセサリー屋に入る。
大小さまざまなリングやピアスが並ぶ中、僕は注文していた品を受け取った。
ついでに必要なものも購入する。
実沙希はどんな顔をするかな
泣いちゃうかもしれない
もう公共の場では裸になれないな
僕は実沙希の泣き顔を想像して震えた。
家に到着し、部屋に入るとなんだか部屋の中の空気が上がっているような気がした。
リビングでは顔を真っ赤にして肩で息をする実沙希が椅子に必死に掴まって立っている。
どんな準備をしたんだろうね
僕はそんな実沙希の異様な空気を無視してソファに座って実沙希からのプレゼントの中身を聞く。
「あ、あの・・・マッサージを・・・」
マッサージ!
可愛いなぁ
そして小さなリモコンを僕に渡してきた。
きっとどこかに仕込んである何かが動き出すんだろうな。
リモコンには上下の向きに三角ボタンが二つあり、僕は上向きのボタンを押していきなりマックスまで上げた。
びくん!と体を大きく飛び上がらせて僕に倒れこんできた実沙希の下半身から、低いモーター音が聞こえてきた。
アナルかな?それともペニス?
まぁそれはおいおい確かめるとして、これはなかなか楽しめそうだ。
実沙希は襲い来る快感と戦いながら僕をベッドへと誘導した。
「あっ・・・うっ・・・んんん」
僕は手元のボタンを時々押して、洋服を脱がしてくれている実沙希の反応を眺めていた。
眉間に皺を寄せて、必死に耐える実沙希。
ベッドに寝そべるとマッサージが始まった。
ツボを押さえたちゃんとしたマッサージにだんだん心地よくなってきて、いつしかリモコンのことも忘れてしまっていた。
全身のマッサージが終わると僕を立たせ、足元に四つん這いになるとスカートから黒いパンツが見えてそそられる。
そして足のつま先から全身リップが始まり、柔らかくついばむような実沙希の唇に僕は酔いしれた。
僕の唇に実沙希が来た時、もっとキスして欲しいと思ってしまった。
すっかり実沙希のなすがままだ。
実沙希は僕のお尻を開くとアナルを舐めてきた。
ヌルヌルと動く実沙希の舌がじわじわと中に入り込んできておもわず声が出てしまう。
さきほどからギンギンになっているペニスを実沙希は愛しそうに撫でた。