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悔し涙が身に染みる……。
【レイプ 官能小説】

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悔し涙が身に染みる……。-9

「志保、大丈夫?」
 未だ一次会のアルコールが抜け切らない幸一だが、彼女が命令に難儀していることに心配そうに声を掛ける。
「うん。平気。それより幸一君こそ平気? まだ顔が赤いよ?」
 くすっと笑う志保に、幸一はむっとした様子だった。
「なぁ、あんまり変なことになるくらいなら、いっそおじゃんにしないか?」
 こそっと耳打ちする彼に、志保は揺れる。ノーパンノーブラ、オチンチン丸出しの異常な光景。監視カメラの類は無いが、店員が踏み入れたら言い訳の出来ない状況。
 常識的に考えてここはお開きにするのが無難。あとで難癖つけられたら、その時はサークルごと止めてしまえばよい。
 腹を決めた志保は彼に頷こうとしたが……、
「やん、冷たい……」
「え? あっ!?」
 手に何かが垂れた。視線を落すと、そこには初々しいピンク色の亀が元気のしており、口からよだれを垂らしていた。
「やだ、さいってぇ!」
 志保はばっと身体を離し、手近なティッシュで手を拭う。
「ご、誤解だって! っていうか、しょうがないだろ? 生理現象だって……」
 慌てて繕う幸一だが、志保はそれどころではない。
「なになに? どうかしたの? あ〜ん、幸一君てばセクハラさ〜ん!」
 手を拭う志保と先っぽからよだれを垂らす幸一を見て大体のことを理解した忍は、煽るように言う。
「大変です。今幸一君が志保ちゃんのおててに我慢汁を垂らしてました。じらしプレイの変態行為です! いや〜ん、先走りすぎ〜」
「ちが! 違うってば!」
 弁解をしようと立ち上がる彼だが、勢い良く振られる陰茎から滴るものが撒き散らされ、近くにいた宏美の顔にかかる。
「きゃっ! やだ、汚い!」
 拭う彼女だが、しっかりと顔面に付着し、下手に触って伸ばしてしまう。
「うう……なんでこんなことに……」
 志保からウェットティッシュを受け取り拭う宏美。しかし、周りの男子は皆愚息を大きくしており、先っぽからはぬめぬめとしたものを垂らしている。
「もう怒った! 男子達、その大きくなったものを小さくなさい!」
 宏美の命令に達郎、栄治、幸一の三人は目を丸くする。
「そんな、小さくって言われても……」
「なぁ……」
 顔を見合わせる三人。
 達郎のモノはそれなりの大きさで、皮がややあまり気味だが、しっかりと亀頭が露出している。
 幸一のそれも同じく剥けているが、初々しいピンク色が残り、使い込まれていないのがわかる。
 一人惨めなのが栄治のモノ。皮を被ったそれは手垢の色素が沈着した黒々しい色。大きさも他の男よりも一回り小さく、先っぽからはだらしなく糸をたらしていた。
「小さくするって言ったらあれしかないだろ。オナニーしろってのが宏美ちゃんの命令だぞ」
 安全圏の和志はグラスを片手にそう言う。
「え? あ、ちがうってば、そうじゃなくて……」
「へ〜、宏美ってば男の子のオナニーに興味あるんだ。でも忍も見たいな。命令だし、始めなよ」
 三者三様、どうしてよいかわからず、陰茎を勃起させて文字通り立ち尽くす。
「ちょっと、オナニーなんてしないでよ。今のなし。取り消しよ!」
 おかしな展開になることに慌てた宏美は立ち上がって叫ぶ。
「ふうん。いいの? それで」
「いいわよ。っていうか、見たくないし」
「そ。それが宏美の命令だってさ」
「え?」
「じゃあしょうがないな。でも宏美ちゃんはえと、あと二回だな」
「そんな、ずるい!」
「じゃあオナニーさせる?」
「それも嫌……」
 図られた形になる宏美は唇を噛む。
「はい終了……おっと? まだ奈々子ちゃんが飲み終えてないね? よしじゃあもう一杯追加だ……」
 和志はそう言うと内線を取り「さっき頼んだカクテルを一つずつお願いします」という。


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