尿道責め-1
◇調教3 尿道責め
Side/S
ベッドからシャッターの音が聞こえるたびに表情がいやらしくなっていくのが見えた。
人の帯を外れ、後ろの方から写真に撮られる実沙希を眺める。
そろそろ薬が溶け始めてくる頃ではないだろうか。
さきほど淫らになる坐薬を実沙希に打ち込んでおいたので、そろそろお尻の熱さに戸惑っているはずだ。
カメラマンに膝を立てるように指示されて実沙希はもじもじと膝と合わせて僕を探している。
僕は見つからないように実沙希に近づき、膝を持って大きく左右に割った。
「あああ!!やっ!!!見ないで!!」
必死になって前を隠そうとする実沙希にスカートを上げるように命令する。
従順に裾を持って股間をさらけ出した実沙希はフルフルと震えていた。
完全に立ち上がったペニスは濡れて光り、溢れた淫汁がお尻まで伝っているのが丸見えだ。
全てを曝けだすことに慣れてきた実沙希は、カメラマンの指示通りにあられもない姿を写真に撮られていく。
その恍惚とした表情でもう限界が近いことがわかる。
僕は仕上げに取り掛かるべく赤い紐を取り出して実沙希を縛り始めた。
エビ反りの体勢はとても腰に負担がかかるので、なるべく多くの支点を作って吊るす。
「うっ・・・うう・・・・」
全身に汗を滴らせ喘ぐ実沙希。
紐が食い込んだ肌が赤くうっ血してきた。
それさえも快感として体が感じているだろう。
でも体のダメージを考えると危険な状態だ。
早く・・・
早くいってくれ
もう見ているのが辛い
僕の実沙希が
壊れてしまう
普段なら相手の体が壊れてしまうなどと考えたこともないのに、実沙希のきつそうな顔を見ると狂いそうになる自分がいた。
実沙希の視線が宙を彷徨い出した。
もういける。
僕が実沙希に射精の許可を下すと、あっという間に実沙希はペニスから大量に精液を迸らせた。
僕はすぐに実沙希をベッドに降ろし、紐を体から外していく。
ざわざわと出口に向かう人に向かって色々と説明をして見送り、ベッドに戻ると実沙希は放心状態で手首の赤い線を撫でていた。
実沙希を裸にすると洋服越しでも付いてしまった全身に残る線が痛々しくて、僕の心にも赤く刻まれていく。
本当ならこれで終りにしたい。
だがもう一つやらなくてはいけないことがある。
僕は弱い自分に目をつぶり、実沙希を目の前に立たせた。
会えなかった二週間、ちゃんと約束を守れたのか問いただす。
二回も堪え切れなくて夢精してしまったと声を震わせながら報告してきた。
お仕置きが怖いのだろう。