無数の視線-7
「お疲れ様。少し体をほぐそうか」
戻ってきた蒼介は僕の服を脱がすとベッドにうつぶせにして腰を重点的にマッサージし始めた。
「あの、僕上手く出来ましたか?」
「うん。とてもよく出来てたよ」
「あんな恥ずかしい姿まで撮られちゃって自信がありません・・・」
「いった瞬間が一番綺麗だったよ」
射精の瞬間の強烈な感覚を思い出して思わず目をつぶってしまう。
「大丈夫だよ。自信を持って」
「はい・・・・」
全身をくまなく揉まれて、だいぶ楽になってくると蒼介は服を着るように言ってきた。
着替え終わるとベッドに座って待っていた蒼介は僕を前に立たせた。
「二週間ぶりに実沙希に会えて嬉しいよ。でも何か言うことはない?」
「あ・・・・・あの・・・・・夢精・・・して、しまいました」
「やっぱりね。いつ?」
「一昨日とその前の日に」
「二回も?そんなに堪え性のない子だったっけ?」
「うう・・・・ごめん、なさい・・・」
「もっと鍛えないとダメだね。ベッドにしゃがんで座りなさい。スカートを持って」
僕はベッドにしゃがむと先ほどのようにスカートをたくし上げて下半身を露わにさせた。