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無間地獄
【SM 官能小説】

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痛みと快感の狭間-5

ばしっ!

「ぐぅううう!・・ふ、うう・・・に、じゅう、ご・・・うぅ」

だが最初は痛みしか感じなかったお尻に、二十回を越えた辺りからジワジワと熱く痛みだけではない何かを感じ始めていた。

ばしっ!

「んんんん!・・・ふっ・・・にじゅ、う・・・ろ、く」

ばしっ!

「あああ!あぅ・・・・に、にじゅう・・・なな」

その熱さは叩かれるたびにどんどん高まっていき、痛みで萎えていたペニスがいつしかすっかりと大きくなっていた。

「実沙希。感じてるの?」

「あっ・・・うぅ・・・」

「お尻叩かれて、気持ちよくなってるの?」

「あああ!ごめんなさいぃぃぃ!」

びゅっ!っと風を切る音が聞こえるくらいに手が振り下ろされる。

強烈な痛みが頭に響く。
その後にじわっと熱さがお尻全体を包み込み、むず痒いような感覚が全身を襲ってきた。

「ああああああ!うぐぅ!!!!ろ、ろく、じゅう・・・

にゅちゅ

蒼介に革靴のつま先でスカート越しに僕の濡れそぼったペニスを触られていやらしい音がした。

「今いやらしい音がしたね」

「あっ、はっ・・・うう!」

「いきたい?」

「あああ!いきたい!いきたいです!!!」

「だめー」

クククっと子供のように笑って再び僕のお尻に手が降ってきた。
その後、無言でひたすら蒼介は僕のお尻を叩いていった。

「あああ・・・・んんん!きゅう、じゅ、う・・・な・・・な」

僕の声はとっくに色が変わって、ただ甘い喘ぎ声のようになってしまっていた。

お尻叩かれて

気持ちいいだなんて

痛いのに

気持ちいい

ぱちん!

お尻全体が腫れてしまっているのか音が軽く高いものになっていた。


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