公衆便所-8
「やだ。この子おしっこ飲みながら勃起してるわ!」
尿を全て出し切った彼女は、たくし上げていたスカートを下ろしながら僕を指差して笑った。
彼女は全てを熟知していた。
どうすれば僕が喜ぶのかを。
「君とはまた会えるかもしれないわね」
意味深な笑みを浮かべて二人は出て行くと待っていたかのように続けて三人の男が入ってきた。
「あいつら長いんだよ」
その後入れ替わり立ちかわり様々な陵辱行為を繰り返されて、僕はどれくらい時間がたったのかわからなかった。
しばらくして薄暗かったトイレがほんのりと明るさを取り戻し始めて、チュンチュンと鳥のさえずりが聞こえてきてようやく朝が来たことに気がついた。
硬い革靴の音が僕のトイレに前で止まる。
ゆっくりと扉が開いて優しい笑顔が見えると僕の胸がじんわりと暖かくなるのを感じた。
「お疲れ様」
聞き覚えのある低く優しい声が聞こえたとたん、僕は堰を切ったように泣き出してしまった。
紐を解いて関節を揉みながら、温かい濡れタオルで全身を拭いてくれる蒼介。
「後ろ向きでトイレに跨って。少し我慢するんだよ。中の物を出さないとお腹痛くなるからね」
「うっ・・・つ・・・・」
「かなりたくさん使われたみたいだね。赤く腫れてる」
蒼介はまだ熱く熱を持っている僕のお尻を撫でて、ゆっくりと指を挿入した。
針で刺されたような鋭い痛みが走る。
どろりと僕の中から大量の精液がトイレに落ちていく。
掻き出されるように何度も指を出し入れされていると、痛みに慣れてきてだんだんまた気持ちよくなってきてしまった。
このとどまることを知らない自分の性欲にうんざりしてしまう。
「また硬くしてる。散々出させてもらったんじゃないの?」
「あ・・・ごめん、なさい」
蒼介は呆れたようにふーっと鼻で大きく息をして僕から指を抜いた。
「あああ・・・変態でエロイ実沙希をお許しください・・・。僕を嫌いにならないで!!!」
「そんなど変態でエロイ実沙希が大好きだよ」
「あう・・・この変態の実沙希のお尻に蒼介さんのペニスを入れてください!」
「そうかーたくさんの人に入れてもらったのにまだペニスが欲しそうのか。本当にどうしようもないね実沙希は」
「は、はい・・・お願いします。蒼介さんのペニスで、僕の中にたくさん出された精液を掻き出してください!!!」
蒼介はズボンからいきり立ったペニスを取り出すと、馴らしもせずいきなり僕に突きたててきた。
ビリビリと強い痛みが走る。
だが蒼介は容赦なく腰を動かす。
「あっ!ううう!!!あああああ」
激しい蒼介の動きに疲れきった僕の体はだんだん便器の中へと沈み込んでいった。
お尻を上げ顔がほぼ便器に入り込むような態勢で突かれていると本当に便器になったような感じがして、もう自分は人間ではないと思い知らされているようだった。