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無間地獄
【SM 官能小説】

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コントロール-1

◇コントロール

Side/M

朝起きると全身が筋肉痛に襲われて、ロボットのような動きしか出来なかった。
まるで一週間くらい休み無しで運動したような疲労感だ。

重たい体を起こすとピリッと下半身に痛みを感じる。
あの後、僕のお尻には穴の拡張のために小型バイブが付いたパンツを履かされたのだ。
その違和感にもう慣れてしまったが、最初は歩くたびに感じてしまって道の途中で立ち止まるほどの凶悪な存在だった。

お尻の穴にこんなやらしいもの入れたまま生活するだなんて・・・

あああ

そう考えただけで勃起しちゃう!

でも自分では触れない・・・

もどかしくて狂ってしまいそう

トイレで疲れで朝立ちはしなかったもののそんな妄想で半立ち状態になったモノをグッと下に向けて排尿を済ませる。

履かされたパンツは腰に小さな鍵が付いていて自分では脱げないようになっている。
ペニスの部分に穴が開いており排尿は自由にすることが出来るが、バイブは自分で抜くことが出来ないので必然的に排便は蒼介を呼び出す形になる。

全てにおいてコントロールされているのだ。

いつ

どこで

何を

どんな風に

するのか

そしてこのバイブには最新機能がついているらしく、携帯電話と連動しており特定の番号から着信があるとバイブが動き出すという代物だ。

いつバイブが動き出すのかという緊張の中、自分の異常な状態を悟られないように一日を過ごさなければならない。
今まで送ってきた平凡な学校生活が一八〇度変わる。

元々二日に一度のペースで排便があるのでそこまで焦る事態にはならないと思っているけれど、急な腹痛で蒼介が来るのが遅くなる時には腹痛止めを飲むように渡された。
僕は学校に向けて自転車にまたがった。
サドルに座るとグッとバイブが奥に埋め込まれ、思わず腰を浮かせてしまう。
さらに微妙な振動が肛門を刺激してくるので、学校に着く頃には普段とは違うじっとりとした汗が全身から滲み出ていた。

教室に入るといつもの友達が輪になって談笑していた。
その何も知らない笑顔が自分がしている事の変態性を余計に引き立たせて胸が苦しくなる。

僕は今

人には言えないような

恥ずかしいことをしているんだ・・・


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