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無間地獄
【SM 官能小説】

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コントロール-4

Side/M

二日目に入り、突発的な攻めにもあまり動揺しなくなってきていたがその代わりに少しずつお腹が張ってきているのに気付いた。
そろそろあの時がやってくるかもしれない。

いつ来るのかな・・・

蒼介さんはすぐに来てくれるのかな

昨日とは違う不安感と相変わらず突然襲ってくる甘美な刺激に思考が少しずつ止まり始めていた。

「桐生・・・桐生!」

「・・・ん?あぁ・・・なんだ篠田か」

「なんだじゃねーよ。さっきから呼んでんのに」

「ああ。ごめん。ちょっと考え事してて・・・」

「考え事?なんだよ。金は貸せないけど相談くらい乗るぜ?」

「はは。大丈夫だよ。ありがとう」

相談・・・

お尻にバイブ入れられて

ウンチも自由に出せなくて

射精も命令がなければしちゃいけなくて

それなのに狂いそうなくらい感じてて

そんないやらしくて変態の僕だけど

友達でいてくれる?

クラスのみんなの前でそう大きな声で叫んでみたら
僕は気持ちよすぎていってしまうかもしれない。

汚いものを見るような軽蔑の視線、バカにしたような嘲笑、もしかしたら男子全員に輪姦されてしまうかもしれない・・・・

一度考え出すとループのように抜け出せないのに、自分からいやらしい方へと考えては下半身を熱くさせているのだった。

人知れず悶々としてるうちに学校での一日が終わり下校しようと自転車の鍵を外した時だった。
差し込むような痛みがお腹に走った。

来た!

電話しなきゃ!!

ポケットに手を入れて携帯電話を探す。
しかしどのポケットにも硬い無機質な感触が当たらず、迫り来る腹痛の波に焦りを感じ始めてきた。
しかし自転車の籠に入れた鞄を開けるとすぐに見つかった。
ほっと一安心するが、今度は蒼介が電話に出てくれないことには何も解決しない。

ぷるるるる、ぷるるるる・・・

一回、二回、三回・・・

早く・・・

早く出て!

四回目が鳴り終わり五回目が鳴り始めた時、念願の声が耳に入ってきた。
良かった。と胸を撫で下ろしたとたん張り詰めていた緊張が緩み、また先ほどより強くなった腹痛が襲ってくる。


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