最後の仕上げ-6
Side/M
僕の心が完全に崩壊したのがわかった。
すべての排泄行為が終わると蒼介はベッドで待っているからと冷たく言って外に出てしまった。
もしかしてウンチしながら感じてしまったのに気付かれた?
軽蔑されたかも・・・
どうしよう・・・
いつしか蒼介に見放されたくないと思うようになっていた。
汚れた下半身をシャワーで洗い流しベッドへ戻ると、蒼介の裸が目に入った。
その下半身には雄雄しくいきり立ったペニスが生えていた。
思わずその存在感に体が強張る。
蒼介は自分を跨ぐように座らせると手を後ろにと指示される。
自然と胸を張るような姿勢になると、僕のまだ元気のないペニスに腰を擦りつけてきた。
すぐさまその熱さに僕自身も触発されて大きさを取り戻し始める。
完全に勢いの戻った僕のペニスを蒼介は自分のと一緒に握って強く扱きだした。
「ああ!あんんん!!!!あつっ・・・熱い!」
僕からだらしなく吐き出された汁が卑猥な音を奏でる。
「ヌルヌルだね。・・・じゃぁ、入れてみようか」
またも非情な命令が僕に下る。
こんな太くて長いの
入らない!
無理だよ・・・・・・・
むり・・・・
でも
命令は絶対。
出来なければ
お仕置き
先ほどの強烈な記憶が蘇る。
もうしばらく経験はしたくない。
熱くビクビクと動く蒼介自身を握ると、自分の肛門にあてがった。
「何か言うことがあるんじゃなかった?」
そうだ
ちゃんと言わなきゃ
いつしか蒼介に命令された事を、全て自分の希望でそうしたいと願ったようにお願いすることを身につけ始めていた。
息を吐きながら肛門の力を抜いて、蒼介のペニスの先端を入り口に押し付ける。
少しの抵抗があった後、ズズズズっと沈み込んでいくのがわかった。
大きく息を吸って、また吐きながら腰を落としていく。
そうやって挿入をしていくと半分くらいの所で急に先に進まなくなった。
物凄い圧迫感が襲ってくきて、ハッハッとまるで走っているかのように全身から汗が出てきて息が弾む。