投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

無間地獄
【SM 官能小説】

無間地獄の最初へ 無間地獄 11 無間地獄 13 無間地獄の最後へ

最初の命令-1

◇最初の命令
 
Side/S

「いい返事を聞けて嬉しいよ」

蒼介は簡単に返事を返したがしっかりと見逃さなかった。

自分は口頭で「僕のものになってくれ」とは言ったが
実沙希からのメールでは「もの」の部分だけ「モノ」となっていることを。

彼は昨日のたった数時間で自分の被虐性を開花させられている事に気付いていないだろう。

モノとして使われることを望んでいるのだ。

いい原石を見つけた。
じっくり磨いてあげるよ実沙希。

「ではまず僕のモノになった証拠に下の毛を全て剃りなさい。それを写真に撮って送ること」

悌毛

本来あるべきものが無い事ほど、心もとなく後ろめたいものは無い。

実沙希は毛のなくなった自分を想像してすでに勃起しているのではないだろうか。

どのように自分好みに変えていこうかと思いを巡らせる時間が楽しくて仕方ない。

職場のノートパソコンを眺めながら妄想に耽っていると、始業のベルが鳴った。
ぞろぞろと化学実験室へ生徒達が集まりだす。

出欠確認を済ませ実験に取り掛かろうとした時、ポケットに入れていた携帯が震えた。
送信者を見ると実沙希からだった。

「じゃぁ実験の準備を始めてて。ちょっと忘れ物を取りに行ってくる」

そそくさと廊下へ出てメールを開くと画像が添付されていた。
背景の薄暗さから推測すると学校のトイレだろうか。
お腹の上からのアングルで毛があっただろう部分が写されていた。

そして実沙希のペニスはもちろんギンギンに勃起していた。

思わず笑ってしまった。
まずどうやって剃刀を手に入れたのか。
鋏で切ったにしては綺麗だし学校に売っているわけは無いだろう。

それに物凄い勢いで勃起している。
先走りが見えるようだ。

「もう剃ったのかい?早いね。
そんなに僕のモノになるのが嬉しいみたいだね。ペニスもギンギンだ。
もしかして出してしまったかな。
今回はいいけれど、これから射精する時は僕に許可を取らないとダメだよ。
勝手にいじったりしたらお仕置きだからね。わかったかい?」

すぐに返事が返ってきた。


無間地獄の最初へ 無間地獄 11 無間地獄 13 無間地獄の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前