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女刑事‐石宮叶那
【OL/お姉さん 官能小説】

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女刑事‐石宮叶那1-3

「先輩!やめ!やめ!聞き込み…やめ!」
信吾は笑いながらあえて元気に手をヒラヒラと振って見せた。
「えっ!?」
いきなりの展開に叶那は明らかに戸惑っている。
「先輩!今すぐデートしましょ!そんでデートの終わりは殴り込みで締めましょう!」
「おまえ…なに言ってんだよ」
ゆっくりと覆面パトカーを止めた叶那が呆れた様に笑いながら信吾の方を見た。
信吾はびっくりする程真剣な眼差しで叶那の方を見つめている。
叶那の顔からも笑顔が消える。
「あ…ありがとう…信吾」
思いの他、男らしい面を見せた後輩に信愛の情を込めていつも呼んでる苗字ではなく下の名前で呼ぶ叶那。
でも…。
「でもな…これは私の問題だ。
信吾を巻き込む訳にはいかないよ」
嬉しさと切なさを込めた叶那の言葉だった。
「だから…二人の問題にしようよ…ね…叶那さん」
信吾も真剣だった。
もしかしたら、ここまで真剣になったのは生まれて初めてだったのかもしれない。
それ程まで叶那を愛しいと思っていた。
叶那は信吾の真剣な眼差しに微笑んで応えようとした。
しかし信吾の視線が眩し過ぎてうまく笑えない。
「いいんですよ…」
信吾が優しい手つきで叶那の頬に触れた。
「あ…あれ…なんだ…」
叶那の両目から涙が溢れ出て鼻をグスグスと鳴らしている。
「愛してるよ…叶那さん」
信吾の唇が叶那の唇と重なった。

信吾が優しい手つきで叶那のジャケットを脱がす。
白いブラウスとその上の革のホルスターが剥き出しになる。
「武装解除しますよ…」
信吾が笑いながら拳銃のささったホルスターを外す。
そのホルスターをサイドボードの上に置きながら信吾が叶那を抱きしめてくる。
「あぁぁぁ…信吾」
叶那も信吾の逞しい背中に両手を絡めていた。
再び信吾の唇と叶那の唇が重なりながら二人はベットに倒れこむ。
流石は少しチャラチャラしている信吾だった。
淀みのない動きで信吾が叶那のブラウスとスラックスを脱がしてゆく。
「叶那さん…怖いだけじゃなく綺麗だ」
叶那の唇から自分の唇を外した信吾がおどける様に呟く。
緊張している叶那を感じて…その緊張をほぐそうとしている様だった。
「バカ…」
叶那が照れ笑いを浮かべる。
「いい笑顔ですよ…叶那さん」
信吾も嬉しそうに笑う。
そして叶那の黒いブラに手をかけた。
再び込み上げる緊張に叶那を両目をギュッと瞑った。
ブラジャーを外されのを感じる。
叶那は胸を隠そうと身体をよじった。
「ほら…じっとしていて…」
信吾が優しく叶那を押さえつける。
そして、そっと叶那の乳首を口に含んだ。
「あぁ!ぁぁぁぁ…」
乳首を吸われ叶那は甘い声を漏らしてしまった。
そこからの信吾は野獣だった。
叶那の乳房を吸いながら黒いショーツの中に手を忍ばせてくる。
敏感な部分を擦り上げられる。
「あっ…だ…だめぇぇ…」
叶那は女らしい声をあげて身をよじる。
数年ぶりの感覚に叶那の身体は一気に火がついていた。


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