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花占い
【エッセイ/詩 恋愛小説】

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花占い-1

花占いって呼ばれる
好き…嫌いって花びらを一枚ずつ数えていく占い、大好きです。
あなたは私が好き?…嫌い?…いつも最後の花びらは嫌い。ちょっと悲しかったけれど、すぐに花占いを再開しました、最後の花びらが好きになるように。
あなたの花びらが好きって言ってくれるまでずっと。

あなたの花が咲き乱れているこの場所。
あなたが私のもとから消えた場所。
あなたが天国に昇った場所。

ここには私へのプレゼント…花がたくさん。
まるで私に花占いをしてくれって言ってるみたいじゃない。

…早くあなたの花に出会いたいな…。

好き…嫌い…好き。

知らずに私はあなたの花びらをを数えていた。
好き…嫌い…。
好き。

すぐに分かった。
この輝く花は、あなたなんだって。

あなたなんだって。

好きって言ってくれてありがとう。
気付く頃にはあなたの残してくれた私へのプレゼント…花畑はなくなっていた。もう必要ないと言わんばかりに。

あなたらしいよ。
私に伝えてくれたあなたの告白。
余計に涙が溢れてくるじゃない…

私もあなたに伝えられなかった気持ちがたくさん。

好き…嫌い…好き…。
いつも嫌いだって言ってたけれど本当は大好きだったんだよ。


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