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プレデター姉貴
【姉弟相姦 官能小説】

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プレデター姉貴C-2

「おねぇさん…お綺麗ですねぇ…」
僕の部屋に押しかけてきた卓也はお茶を運んできた姉貴にデレデレだった。
姉貴と言えばピンクのチビTにデニムのショートパンツ。
来客中と言う事で多少は気を使った格好の様だった。
「僕…卓也っていいます」
「あそう…ゆっくりしていってね卓也くん」
綺麗と言われた姉貴は満更ではない様で例のウインクを決めていた。
僕はちょっとムッとしながらその光景を見つめていた。
「おねぇさん…おねぇさんのお名前は?」
あっ!?………忘れてた…卓也が地雷踏んだ。
「山田よぉ」
「じゃなくて…下の名前は?」
もう遅い…僕はトバッチリを食わないように首をすぼめて事の成り行きを見守った。
「華子…」
あからさまに不機嫌になった姉貴がボソッと言った。
「山田…華子…」
ヤバい…卓也の奴…目が笑ってる。
もうダメだ…僕は観念するしかなかった。
姉貴はこの自分の名前に異常な程コンプレックスを持っている。
中学の時はこの名前を笑った男子を片っ端からシメてたし。
高校の時は出席を笑いながら取った男性教師を素っ裸にひん剥いて停学になっていたし。
ナンパしてきた男に名前を聞かれ病院送りにした事もあった。
最悪だったのがジャマイカに旅立つ時で、税関でちょっと笑われた姉貴は税関の職員に掴みかかり警察まで呼ばれていた。
「面白い?卓也くん?」
姉貴の顔に氷の微笑が浮かんだ。
“いいえ”って言えよ卓也…声に出して言いたかったが巻き添えは食いたくない僕は恐る恐る卓也を見つめた。
「ちょ…ちょっと…」
ダメだ卓也…僕の祈りは通じなかった。
しかも卓也の奴…ちょっと笑ってる。
終わったな…。
「卓也く〜ん…きりっつ」
プレデターの恐ろし過ぎる猫撫で声。
「へ?」
卓也はまだ状況を把握してない…僕は横でハラハラ。
「卓也くん…立ってみてぇ?」
プレデターはまだ猫撫で声だ。
だが今の僕にはその猫撫で声がヤクザの恫喝と同じくらい恐ろしく感じられた。
「こうですか…」
まだ自分が虎の尾…プレデターの足を踏んだと気がついていない卓也は暢気に笑いながら立ち上がった。
姉貴は必殺のアルカイックスマイルで卓也を見上げると…卓也のズボンのベルトを外し始めた。
「ちょ…ちょっと…何ですか?」
憐れな卓也はアホ顔丸出しで嬉しそうだった。
「卓也くん…お姉さんがいい事してアゲルからねぇ」
まだ猫撫で声を出しながら姉貴が僕のジロリと見た。
僕の頭の中で“必殺!仕事人”のテーマ曲が鳴り響いた。
その凄まじい眼差しに僕は身じろぐ事もできなった。
「卓也くん…私の名前を笑った罰は大きいわよ」
姉貴が卓也のズボンに手をかけながら静かに言った。
「あ…あの…」
卓也もやっと自分の置かれている状況が飲み込めてきたのかオロオロしだした。
「本当だったらシバキ回して…おっぽり出すトコだけど…」
姉貴が卓也のズボンをずり下ろした。
「あ…や…ちょっと…」
卓也は恥ずかしそうにモジモジしている。
「可愛い弟の友達だから…私を楽しませたら勘弁してあげる」
姉貴の手が卓也のパンツにかかった。
僕は可愛い弟と言われ…この後に及んでもデレッとしてしまった。
「智樹!何してるの!あんたも自分で脱ぎなさい!」
そんな僕に姉貴はピシッと言った。
どうやら巻き添えは決定的である様だった。


つづく


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