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妹・真知子
【兄妹相姦 官能小説】

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妹・真知子-1

 妹は去年の暮れに24歳で結婚した。本人はあまり乗り気ではなかったようだが、周囲の強い勧めもあって、ようやくといった感じで落ち着いた。
 それから半年も経っていない今日、いきなり妹はボクを訪ねて来た。それは離婚したいという相談…というより報告であり、その決心は固かった。
「今夜は帰りたくない。…お兄ちゃん、泊めてね」
 妹がそう言ったとき、なんとなくふたりがそうなる予感がした。
 夜が更け、寝る前のシャワーを浴びたボクが風呂場から出るとき、すれ違いに入る妹が意味ありげな眼をしてボクをじっと見詰めてきた。…予感は確信に変わった。
 ボクは妹が小さな頃から大好きだった。妹もボクに懐き、いつもボクの後を追いかけ回していた。近所でも仲の良いことが評判の4つ違いの兄妹であった。

 寝床に入ってしばらくすると、パジャマ姿の妹がそっとボクの部屋に入ってきた。
 背中を向けて寝たフリをするボクの布団の中に、妹はためらうことなくスルリと潜り込んだ。そして、そのまま腕を伸ばしてボクの体に抱きついてくる。
 しばらくは暖かい体をすり寄せるようにしているだけであったが、やがて意を決したようにボクの下半身を手で探ってきた。
 ボクの男根はもうすでに固くそそり立っていた。妹はハッとした様子でいったん手を引っ込めたが、またおずおずとボクの下着の中に手を滑らせ、兄の性器に直に触れるとそっと握り緊めてきた。男根は妹の手の中ではち切れるほどに怒張した。
「…お兄ちゃん、好き。…ずっと好きだったの」妹はささやいた。
 ボクは無言で体の向きを変えると、妹の体を組み敷いた。
 じっと見つめると、妹は切なそうにボクの目を見返した。その潤んだ瞳は(…お願い…して)と訴えていた。
 ボクは妹のパジャマの前を乱暴にはだけた。
 そして、こぼれ出た真っ白な乳房を両手で掴むと、優しく押し包むようにして揉む。妹の乳房はふくよかで、心地よい弾力があった。
「あ、あぁ…」
 小さく喘ぎながら、妹はボクの肉棒をもう一度探り当てて握り締めた。そして、軽くしごく。 
 愛おしさがこみ上げ、ボクは妹の震える唇に自分の唇を重ねた。
 妹は応えるように口を半開きにし、ボクの舌が奥深く侵入するのを許した。
「むっ…むぐぅ」。
 そして、熱い息を吐きながらボクの舌を吸い、自分の舌を入れ返してくる。
「ふっ…うぅぅ、むうっ」
 
 妹を「女」として意識したのはいつ頃からだったのか…その定かな記憶はない。しかし、同じ時期に妹もボクを「男」として見始めたということだけは間違いはない。
 ボクと妹は暗黙のうちになるべくふたりきりになるような機会を作った。そして、そうなればすぐに体を寄せ、お互いの体を触り合った。ときにはペッティングに近い濃厚な行為に及んだこともある。下着の上からではあるが性器を手で弄り合ったのだ。
 しかし、それでも男女の一線を越えることだけはかろうじて避けた。血の繋がった兄妹の「近親相姦」。それは世間的には決して許されることではない。理性が本能を必死で抑えた。ボクは妹を大切に想っていた。自分の欲望のために妹が一生傷つくようなことだけはしてはいけない…。

 そう自分に言い聞かせ、長い間抑圧してきた感情が一気に噴き出した。


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