妹・真知子-4
「お兄ちゃんお願い、このまま入れて…」
後ろから手を差し入れて「女」を探ってみると、これまで以上の潤いと熱さを感じた。指を挿入すると、前よりもっと過敏に反応した。
「ふぅ、あふぅ、あはっ…」
両足を開かせ、背後から膝を割って入ると、妹の濡れた膣に「男」をあてがい、ずぶりと突っ込んだ。
「ふぐぅ！」
背中を反らせて呻く妹にかまわず、大きな尻を抱えるようにして、激しくピストン運動を繰り返す。
「あふぅ、お兄ちゃん、お兄ちゃん…はぁはぁ、はぁはぁ…」
妹の尻に打ちつける音と、膣と肉棒が擦れ合って愛液が混ざり合うぴちゃぴちゃという音が響く。
妹はうつ伏せのまま顔をシーツに埋めた。そして、高く尻を上げてボクの蹂躙を思うさまに許した。
ボクは妹の背中から両手を回して乳房を掴み、揉みしだきながらピストン運動を続けた。そして、ときどきは男根を勢いよく引き抜き、またそれを激しく差し込むという行為をした。そのたびに妹は喜悦の声を上げ、体を震わせる。
「ううん、んんっ、んんっ…う…。あひ！…んんっ、んんん、んんん…ひぃ！」
必死に耐えていた妹が、いきなりわめいた。
「おっ、お・兄・ちゃんっ！！！……………」
突っ伏したまま、しばらく無言で体を震わせている。性器からは淫水がとめどなく噴き出してきている。
妹の痙攣する背中を見下ろすうちに、また凄まじい射精感がやってきた。
（…正常位で終わろう）
そう思ったボクは男根を唐突に引き抜いた。
（うぁ？）という顔をした妹を仰向けにして寝かせ、足を大きく拡げさせる。
そして、無防備の膣に怒張し切った男根を再び突っ込み、深く貫いた。
「あわぁ！…ふぅ、あふぅ、ふぅ、ふぅ…」
妹はいっそう大きな喘ぎ声を上げると、ボクの背中を両足ではさみ込んだ。
ボクの「男」と妹の「女」がこれ以上無いほど密着し、兄妹は完全に一つになった。
ボクは叫んだ。
「真知、真知、真知…子っ、子どもができるぞ！…いいか！」
「お、お兄ちゃん…欲しい、欲しい、お兄ぃの赤ちゃん、欲しい！…はぁはぁ！はぁはぁ！」
妹は足をボクの腰に強くまきつけ、より深く男根を受け入れるべく、激しく揺すり上げてくる。
「お兄ちゃん、お兄ちゃん…欲しい！…きて！…きて！…お兄ちゃん、きてっ！…きてきてきてきて」
突き入れるボクの「男」は妹の子宮の入り口に当っていた。
「真知、真知、…真知子！真知子！」
ボクは夢中で妹の名を呼びながら、ドビューッと二度目の爆発をした。最初に負けない激しい射精であった。今度の射精はなぜこれほどにと思えるほど長く続いた。
「あわわぁ！ おっ、お兄ちゃん、お兄ちゃん、お兄ちゃん、お兄ちゃん…」
妹は恍惚の中でうわごとのようにボクを呼び、やがて気を失ったように全身の力を抜いて体を投げ出した。
上気した妹の体は波をうつように痙攣している。そして、精液にまみれた膣はいつまでもボクの男根をヒクヒクと締めつけていた。