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『七色の架け橋』
【エッセイ/詩 恋愛小説】

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『七色の架け橋』-1

@
雨の中
君と歩く並木道
傘の下
はみ出した君の肩
ちょっとした
優しさ
愛おしく思う

ボロボロだった私に
君が見せてくれた
幸せの色
ずっとずっと忘れないよ

君が笑う私も笑う
たわいない会話は
とりとめがなく
何の意味もない
けれどそこにはいつも
二人分の幸せがあった

(サビ)
どんなに辛い日々も
乗り越えられる
気がしたよ
先が見えなくても
行き止まりでも
君が隣にいれば
ずっと歩いてゆける気がした

この先もずっと君と共にいたい

明日も明後日も
私に向けられる
変わらぬ君の笑顔
願ってる


A
『好きだよ』
呟いた言葉
雨の音にかきけされ
聞き返す君に
『何でもない』と
笑って誤魔化す

繰り返す灰色の日々に
君が吹き込んだ
幸せの色
ずっとずっと忘れないよ

君の頬つたう雨水
光に見えた
降り注ぐ雨は
奇跡に思えた
雨が止んでしまっても
傘の下
二人肩ならべて歩き続けたい

(サビ)
どんなに辛い日々も
乗り越えられる気がしたよ
未来が見えなくても
行き止まりでも
君が隣にいれば
ずっと歩いていける気がした

この先もずっと君と一緒にいたい

何年先も
何十年先も
私に向けられる
変わらぬ君の笑顔
祈ってる

雨上がり
見上げた空にかかった
虹色の架け橋

君と私の未来繋ぐ


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