君の瞳に恋してる・W-9
「はぁっ…!アっ!!だめ…きちゃう!」
海が顎を上げて叫んだ。
身体を硬直させてグッと背中を逸らしたかと思うと、腰をガクガク震わせて果てた。
脱力した海は僕の胸に身体を預け肩で大きく息をする。
「気持ちよかったですか?」
ヒクつく海の入り口を指でなぞると、中の感触が思い出されてすぐにでも自身を埋め込みたくなる。
「ん…はぁ…っ、気持ちいい……ね、このまま挿れてもイイ?」
海が腰を少し上げてイッたばかりの入り口を完全に起立している幹に擦り付ける。目が潤んでいる。
先端を窪みにあてがわれて、少し腰を押し付けると入ってしまいそうだ。
今すぐ海の中に入りたい。
でも僕は大人だし、良識のある判断をしなければ…
生徒を好きになっているくせに良識もなにもないけど…海のことが大切だから少しの我慢なんて苦にならない。
「…駄目です。そんなに欲しいならこれで我慢してください」
言い終わるのと同時に海を持ち上げて立たせ、バスタブの縁に前かがみで手をつかせた。
身体のところどころに泡がついていてとてもイヤらしくみえる。
「あ…?センセ…?」
顔だけ振り向いて尋ねる海の中に中指と薬指を一気に挿入した。難なく僕の指を飲み込む。
「くンっ!!や…いきなり…っ!」
「凄い熱いです…海さんのここ…っ」
ゆっくりと指を出し入れするとクチュクチュと湿った音がバスルームに響く。
イッたばかりだからか僕の指をきゅうっと締め付けてくる。
「…音、すごいですね。お風呂だからよく響く…」
「アうっ!は…!センセ…っ!」
突き出された小ぶりなお尻を撫でながら指を動かすと水音が大きくなってきた。
指の根元まで挿し込んで奥を重点的に突く。
「ダメっ、出ちゃう!ダメ!センセ…!出ちゃうよ…っ」
膝と膝を擦り合わせるようにして海が身体をくねらせる。
「いいですよ?漏らすところ見せてください…」
手を激しく上下させるとグチュグチュと派手な音をさせながら雫がほとばしった。
「やぁああ…っ!!出ちゃうぅぅ!!」
雨のようにぴちゃぴちゃとバスタブのお湯の中に零れ落ちる。
この身体の何処にこんなにイヤらしい液体を隠しているんだろう?
男が射精するように女の子も溜まった熱を放出するのだろうか?
ほとばしりが収まったところでゆっくり指を引き抜いた。
腕は溢れた雫でぐっしょり濡れて、海のふとももにも涙のように伝っている。
「あ…、も、ダメ……」
絞り出すように声を出すと身体の力が抜けて崩れ落ちそうになったので慌てて抱きかかえた。