プレデター姉貴-1
一年ぶりに見た姉貴はボッ…キュ…ボン!ぶりに磨きがかかっていた。
アンダーバストの辺りでざっくりと切った黒いタンクトップ…たわわなバストはこれでもかと谷間を強調し、タンクトップの中にはブラジャーをしているかどうかも怪しいモノだった。
そして切ったタンクトップの下には小麦色に焼けたおなかが剥き出しになっていた。
そのおなかはものの見事にくびれ…丸出しのお臍にはキラキラと臍ピアスが光っていた。
存在感バッチリのヒップは超ローライズのダメージ・ジーンズに包まれていた。
太腿なんかはダメージ過ぎてほぼ剥き出しだった。
もちろん赤い紐の様なティーバッグは後ろも前も…これでもかと言うくらいはみ出していた。
顔に至ってもその格好にまったく遜色無かった。
ロングヘアーはドレッドに編み込まれ…キリッと濃く鋭い眉毛。
大きな瞳…大きくて真っ赤な唇。
昔からの濃い顔立ちが一段と濃くなっていた。
「久しぶりぃ!智樹!」
性格の豪放さも磨きがかかったのか。
家に帰ってくるなり僕に抱きついてきた。
「あははは…お帰り…」
強烈な肉厚の中…僕は愛想笑い以外の何ものでもない笑顔を浮かべた。
姉貴が大きくなったのはバストやヒップだけでなかった。
元々でかい方だった身長もガタイも益々でかくなっていた。
「向こうは食べ物が美味しくてさぁ」
僕の視線の意味に気がついた姉貴が大きな瞳でバチリとウインクしてきた。
その夜…姉貴の更に加速した豪放さを思いしらされる事となった。
夕食の後…僕が部屋でまったりとしていると。
「ねぇ?あんた煙草持ってない?」
「ブッ!」
僕は飲んでいた缶コーヒーを吹き出しそうになった。
部屋に入ってきた姉貴は風呂から上がったばかりのか…バスタオルを首からかけたパンティ一丁だった。
「な…何だよ!」
驚きの声を上げながらも僕は姉貴の身体をジロジロと見てしまった。
僕も男だし…姉貴も充分過ぎるほど女だ。
見ない訳にはいかなかった。
パンティはこれでもかってくらいに透けて…バストトップは偶然にもバスタオルで隠れていた。
「煙草よ…煙草…吸ってんでしょ?あんたも」
姉貴はドキマギとしている僕にヅカヅカと近づいてきた。
バスタオルが揺ら揺らと揺れて…プリップリのおっぱいやその先のサクランボの様な乳首が見え隠れしている。
黒いパンティも絶妙な角度で切れ上がり…スケスケの生地の向こうに淡い陰毛が見て取れた。
「なに見てんのよ」
今更言うか!?ってな姉貴のセリフだった。
だがそのセリフに僕は慌てて姉貴のダイナマイトボディから目を逸らした。
「ほ…ほれ…」
僕は机の引き出しから煙草を出すとなるべくそちらを見ない様にしながら煙草を姉貴に渡した。
「サンキュー」
姉貴はニッコリと微笑むと煙草の包みから一本引き出すと。
その真っ赤でポッテリした唇に咥え…ベットに座る僕の横に腰を下ろした。
「火…」
姉貴は煙草を咥えたまま無造作に言った。
「此処で吸うつもりかよ!」
小さな声だが荒れた声を出してしまった。
「だって…部屋で吸ったら部屋が臭くなるじゃん!」
姉貴は当然の様に言い放った。
“僕の部屋は臭くなってもいいのかよ”なんて言える訳もなく。
僕はホストの如く姉貴の煙草に火をつけた。
「あんたの部屋は少しくらいは煙草の匂いで誤魔化した方がいいからね」
煙草の煙を吐き出しながらグサッとくる事をさらりと言ってのける姉貴。
「ぐっ…」
確かに今、目の当たりにしている光景をおかずに部屋をイカ臭くする作業をしようとしてた僕は何も言い返せなかった。
だが…深呼吸して気分を落ち着けて。
「な…なんだよ…煙草貰っておいて・・・その言い草はないだろ!」
僕は何とか反撃した。
「あら…煙草の一本や二本…エロ本買うより安いでしょ」
姉貴は笑いながら豊満なおっぱいをプルンと揺らした。
ごもっとも…僕はゴクリと生唾を飲み込んでいた。
その夜…せんずりのおかずは勿論、姉貴だった。
いくら血が思いっきり繋がっていると言ってもやりたい盛りの高校生男子にとって…あの姉貴は大いに問題だった。
さっき見たダイナマイトボディをただひたすら思い起こして僕は自分のモノをしごき続けていた。