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養護教諭 寒椿優衣の薔薇色の日々
【教師 官能小説】

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養護教諭 寒椿優衣の薔薇色の日々D-2

「か…寒椿とも…約束したんだよ…おまえと三人で…やるって」
「訳わかんねぇ事言ってんじゃねぇ!」
沖君は何度殴り倒されても…ヨロヨロになって立ち上がるの。
沖君…。
私の瞳からは涙が溢れて止まらなかったわ。
「やく…そく…」
意識を失いそうになりながらも沖君が村野君にもたれ掛かったの。
“もう止めて!”そう叫びそうになった瞬間。
「………ねぇよ…」
村野君の動きが止まったわ。
村野君…両肩を震わせているの。
「訳わかんねぇよ…」
村野君…慟哭しながらボロボロの沖君を抱きしめているの。
“沖君…村野君…”私は溢れ出る涙を拭いながらニッコリと微笑んだの。

次の日の昼休み。
村野君に付き添われた沖君が怪我のガーゼを取り替えに保健室にやって来たの。
私は沖君の鼻の頭の絆創膏をペリッと剥がしたの。
「いててぇ!」
「何!オーバーに騒いでんだよ!」
「おめぇがバカみてえに殴るからだろ!」
「勝負だって言ったのはおまえだろ!」
「うるさぁぁぁい!」
子供の様にはしゃぐ二人を私は怒鳴りつけたの。
そして二人の顔を見つめながらニッコリと微笑んだの。
やっぱりこの二人がつるんでいると絵になるわぁ。

「なぁ…寒椿…約束のサンピー今でもいいか?」
村野君が金髪のサラサラヘアーをかき上げながら言ったの。
「いいけど…別に放課後でもいいわよ」内心は放課後時間をかけて楽しみたかったのよね。
「放課後はさ…野球の練習があるから…」
村野君は照れくさそうに言ったの。
そういう事なら…仕方ないわね。
私はニッコリと微笑むと白衣を脱いでいったの。

つづく


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