投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

気付いたら…
【その他 官能小説】

気付いたら…の最初へ 気付いたら… 1 気付いたら… 3 気付いたら…の最後へ

気付いたら…-2

「なっ何言ってんの!?」
貴也が慌ててる
「嫌?」
「嫌とかじゃなくて」
私は貴也に詰め寄り貴也から水を取り
「私がお手本見せてあげる」
水を口に含み貴也の唇にあと数センチってとこで水を飲み込んだ。
「ふふ、冗談だよ。」
私にはまだ理性が保てていた。
「…」
笑ってくれると思ったのに、貴也は黙ったままだ。
「貴也?…怒った?」
貴也は後ろを向いてしまった。
嘘…怒らせちゃった。
「ふざけてごめんね。おやすみ」
私は襖を開けた。
「ゆな」貴也が私の手を掴んだ。
「…」
私は振り向けない
「…怒った訳じゃなくて、恥ずかしくて」
「えっ…」
私は貴也を見た。
「俺、カッコ悪い…好きな女の子から迫られて何もできないなんて」
「好きな女の子って!?」
「…ゆなの事が好きだよ」
私は貴也におもいっきり抱き着いた。
「私も…好き」
貴也の胸のドキドキが聞こえる
「ゆな…」貴也がそっと体を離し
「……」
一瞬の沈黙
私は目を閉じた。
−あれ?
今ってキスするとこだよね…?
いくら待っても貴也はキスをしてこない
「貴也?」
私は目を開けた。
「ごめん…俺初めてで、緊張しちゃって」
そうだった!貴也は付き合った事がないんだ。
「私からしてもいい?」
「…うん」
私は唇に触れるだけのキスをした。
「なんか…照れ−っ」
貴也が私にキスをした。
「俺からもしないと男が廃る。」
2度目は貴也からの不器用なキス。
3度目は深いキス
「っ…た…かや…んっ」
舌が絡み合い呼吸が乱れる
初めてのキスにしては上手い
力が抜けてくる
「んっ…」
ガクッ−
「わっ!」
私は足に力が入らなくなった
「大丈夫!?」
「うん…貴也キス初めてとは思えないくらい上手いから」
「そうかな…なんか嬉しい」
貴也も座り私を布団の上に押し倒した
「貴也…」
もしかして最後までするつもりなのかな?
「やり方知ってる…?」
私は冗談混じりに聞いてみた。
「知ってるよ。これでも男だからさ」
貴也は私の首筋に顔をうずめた。
首筋から鎖骨にそってだんだんと胸元に−
「ぁっ…」
貴也の手が浴衣ごしに胸を撫でる。
浴衣が乱れ下着が見えそうになる
「恥ずかしい…」
私は浴衣を直そうとしたが、貴也がその手を掴む。
「ゆなの顔真っ赤だよ」
貴也はクスッと笑うと私の浴衣の帯を外した。
貴也の手が下着ごしに胸を揉み
キスをしながらブラが取られる。
「あっ…」
下着ごしに触られるのとはまったく違う
優しい愛撫が私の息を荒くする。
「…んっ…ぁ」
「ゆな…」
貴也の手が少しづつ下に行き
ビクッと体が震える。
「やっ…」
下着ごしに擦られ
小さな膨らみを撫でられる。


気付いたら…の最初へ 気付いたら… 1 気付いたら… 3 気付いたら…の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前